ソニーは、デジタルHDビデオカメラレコーダー「HDR-AS15」を10月12日から発売開始する。値段はオープンだが、市場予想価格は3万円前後。このカメラは、自転車のハンドルやヘルメット、はたまたスノーボードやクルマに装着して撮影するアクションカメラと言われるジャンルの製品だ。いわゆる一人称視点での体感映像をフルHDのクオリティーで撮影することができる。
このようなウェアラブルカメラは「Go Pro」をはじめ、スポーツを楽しむ人たちの間で盛り上がっているジャンルである。YouTubeなどの動画共有サイトでちょっと検索すると、アクションカメラで撮影した動画が山ほど出てくるだろう。そんなエクストリームな世界に向けてソニーが放つのがこの「HDR-AS15」なのだ。
激しいシーンでも高画質で!
スペックもかなり高いHDR-AS15
カメラ自体は、ソニー独自の約1680万画素裏面照射型 “Exmor R”(エクスモア アール)CMOSセンサーと、カールツァイス製テッサーレンズを搭載し、暗い場所でもフルHDの撮影が可能となっている。アクションカメラの必須条件とも言える手ブレ補正機能も搭載、ダイナミックに風景を撮るために最大170度まで撮影できる広角モードもあり、まさにアウトドアスポーツのためのカメラだ。
マリンスポーツユーザーのために、ウォータープルーフケースも付属している。これを装着することで、なんと水深60メートルまでの水中撮影が可能になるのだ。防水効果があるので、サーフィンやダイビングだけでなく、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツでも活用できるだろう。
また、Wi-Fi機能もあり、同梱のアプリケーション“PlayMemories Mobile”(プレイメモリーズモバイル)を使うことでスマホやタブレットでモニタリングしながらの録画開始・停止といったコントロールが可能になる。もちろん、録画した動画はモバイル端末に転送、さらにSNSなどにもアップロードすることができる。
別売りのヘッドマウントキットなども発売されるので、これからスポーツを楽しむ人は記録の意味でも、このカメラで遊んでみてはいかがだろうか。