ソニーから、アウトドア向け小型ビデオカメラ「アクションカム」の新機種となる「HDR-AS30V」が発表された。10月11日発売予定で、予想実売価格は3万円前後。
新機種に付属するウォータープルーフケースが約35%小型化し、重量も約85gから約55gに軽量化。さらに外側に操作ボタンを追加したほか、音が拾いやすい構造に変更された。
これにともない、従来は60m防水だったが5m防水に仕様が変更された。
撮影機能ではフルHDの60p記録が可能になったほか、約12M画質での静止画記録モードも新たに搭載。さらに上下を反転させて記録するモードが追加され、装着場所やスタイルをより柔軟に選べるようになった。
また、HDR-AS30Vは新たにGPSを内蔵。PC用動画/静止画管理ソフトの「Playmemories Home」に取り込むことでスピードや移動距離、軌跡、移動時間などを表示した動画を生成できる。
動画はMP4形式で生成されるので、YouTubeなどのそのままアップロードできる。なお、Playmemories Homeでは2つのカメラの映像を1画面にまとめた動画の生成も可能となったほか、軌跡を地図に表示する「マップビュー」や、撮影した動画を90度/180度/270度に回転できる編集機能も備わる。
このほか、HDR-AS30VはNFCも搭載。対応するスマホをかざすだけでカメラとの接続が行なえる。
同時にアクションカムの新しいオプションも発表された。「RM-LVR1」(12月上旬発売予定、希望小売価格1万5750円)は腕時計型のライブビュー確認用ディスプレー。従来のアクションカムでも使用可能だ。
1.4型のディスプレーを搭載しており、アクションカムの映像をリアルタイムで確認できる。
アクションカムとRM-LVR1は無線LAN接続で、RM-LVR1には録画ボタンを搭載。アクションカムから離れた場所で録画の開始/停止が可能だ。
RM-LVR1のバッテリー駆動時間は4時間で、本体は水深3mの防水仕様になっている。
RM-LVR1は単体発売のほか、HDR-AS30Vとのセット(HDR-AS30VR)販売も予定されている(12月上旬発売予定、予想実売価格4万円前後)。
このほかにも新たに発売となるアクセサリーがある。詳しくは以下を参照してほしい。