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即座にフォーム分析ができるほかSNSで上達自慢も

ソニー、スマホで即時分析できるテニスラケット装着型センサーを発売

2014年01月20日 18時54分更新

文● 行正和義

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スマホの専用アプリ画面(左)とラケット装着時のSmart Tennis Sensor(右)

 ソニーは、プレイヤーのテニスのショットを即時分析してスマホやタブレットに表示するラケット装着型センサー「Smart Tennis Sensor(スマートテニスセンサー) SSE-TN1」を発表、5月下旬より発売する。

センサーは小型で、ヨネックスの専用ラケットに装着して使用する

 「Smart Tennis Sensor」は、対応するテニスラケットのグリップエンド部に装着して使用するセンサーで、専用アプリをインストールしたスマホやタブレットとBluetooth接続する。加速度センサーによってラケット上でボールを捉えた位置やボールの回転、速度といったデータをすぐに確認できる。

ショット内容を即時表示するライブモード画面(左)、スイング種別ごとにグラフ表示をするプレイレポート画面(中)、スイング種別ごとのデータ推移の表示画面(右)

 確認可能なデータはショット数、ラケット上のインパクト位置、フォアハンド/バックハンドといったスイング種別、スイング速度、ボール初速、ボールの回転。これらのデータを可視化するだけでなく、スマホで撮影した動画と同期して再生することでプレイを客観的に分析できる。また、アプリではFacebookを通してプレイ内容を友人と共有することができ、分析・上達によってテニスの新しい楽しみ方を広げることができるという。

映像とデータの同期再生画面(左)とフォアハンドのみをダイジェスト再生した画面(右)

 センサーユニットはプレイへの影響を最小限に抑えるため重量約8g、最大直径31.3mmと小型軽量で、防塵・防水性能を持つ。内蔵バッテリはmicroUSB端子によって充電され、駆動時間は約90分。対応するテニスラケットはヨネックス製 「VCORE Tour G」、「VCORE Xi 98」、「VCORE Xi 100」、「EZONE Ai 98」、「EZONE Ai 100」、「EZONE Ai LITE」。

ラケットはハードヒッター/オールラウンダー/軽量モデルなどがヨネックスから発売される

 価格はオープンプライスで、市場想定価格は1万8000円前後。

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