スマホを使って家電を操作!
のはずが、スマホ機能を削除
スマホやクラウドと連動する白物家電を先月発表したパナソニック(関連記事)。中でもスマホと連動して、外出先から電源を入れたりできるエアコン「Xシリーズ」は便利すぎると話題になった。
しかし本日、残念なお知らせが発表された。10月19日に発売予定のエアコン「Xシリーズ」から、スマホ連動機能(電源のオンなど)を削除するという。経済産業省との協議の結果、「電気用品安全法技術基準」に適さないことが判明し、これらの機能を外して発売することになったのである。
パナソニックの発表によると「電波を利用した、外出先等からの遠隔操作における、運転オンの機能は、監督官庁とも協議いたしました結果、電気用品安全法 技術基準への適合に課題があると判断し、同基準へのより確実な適合を図るために、遠隔操作の一部仕様(運転オン機能)を削除することにいたしました」とのこと。要するに、遠隔操作で電源を消すのはいいが、入れるのはNGということだ。
アプリから削除される機能は、「カレンダー予約」、「どこでもリモコン」、「myエアコン設定」など。夏場や冬場に、家に帰ると室内が適温になっているのは非常に魅力的だったが、消し忘れに対応する機能が残っただけでも良かったといえるだろう。