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第4世代に突入、さらに進化を遂げたゲーミングノート「ALIENWARE M18x」 第1回

最高性能の18.4型ノート、「ALIENWARE M18x」のスペックを探る (2/4)

2012年08月07日 11時00分更新

文● 芹澤正芳

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シリーズ最高峰、「ALIENWARE M18x」

 ノートPCは14型ワイド〜18型ワイドまでの3機種、デスクトップはミドルタワーにスリム方の2機種を揃え、持ち運びから据え置きまで幅広いニーズに応えられるゲーミングブランドとして注目を集める「ALIENWARE」シリーズ。最新のスペックを常に追求するだけではなく、ゲーマー心をくすぐるLEDを使った数々のギミック、長時間でも安心してプレイできる冷却力、デスクトップPCではパーツの交換などを容易にするメンテナンス性のよさと、PCとしての完成度がバツグンに高い点も大きな魅力だ。

 そのALIENWAREのノートシリーズで、圧倒的な性能と大画面、豊富なインタフェースを持ち、フラグシップモデルとして君臨するのが18.4型ノート「ALIENWARE M18x」だ。

天板や底面まで趣向をこらしたALIENWARE独特のデザインも大きな魅力だ

BTOでデスクトップ超えを狙える
Ivy Bridge世代Core i7を採用

 ALIENWARE M18xで最初に注目したいのは、搭載可能なスペックだ。ノートPCながら、CPU、メモリ、ストレージ、光学ドライブまで幅広いパーツの変更が可能となっている。CPUは、最新のIvy Bridge世代を採用。クアッドコアのCore i7-3610QM(2.30GHz、TurboBoost時で最大3.30GHz)から、Core i7-3920XM(2.90GHz、TurboBoost時で最大3.80GHz)まで4種類が用意されているが、Core i7-3920XMでは、オーバークロック設定での出荷も選択でき、その場合は、最大4.10GHzと驚異的なクロック数での動作を実現。インテルのデスクトップ向けのクアッドコアCPUでは、最上位となるCore i7-3770Kでも動作クロックは最大3.50GHz、TurboBoost時でも3.90GHz(いずれも定格動作時)となっており、その数値がいかに高いか分かる。

BTOでは、クアッドコアのCore i7-3610QM(2.30GHz、TurboBoost時で最大3.30GHz)から、Core i7-3920XM(2.90GHz、TurboBoost時で最大3.80GHz)まで4種類を選択可能。Core i7-3920XMでは、オーバークロック設定での出荷も指定できるのだ

ノートでありながら、GPUを2枚搭載の
「SLI」「CrossFireX」もサポート

 GPUも強力だ。ハイエンドモデルとなるGeForce GTX 675MまたはGeForce GTX 680Mのシングル搭載をはじめ、それぞれ2枚搭載することで性能を向上させるSLI仕様も用意。Radeon HD 7970Mを2枚搭載するCrossFireX仕様も選択可能となっている(Radeon HDシリーズはシングル搭載モデルは用意されていない)。

 ちなみに、NVIDIAのノートPC向けGPUでは最上位となるGeForce GTX 680Mのスペックは、コアクロック720MHz、メモリクロック3600MHz相当、CUDA Core 1344基となっている。GeForce GTX 675Mに比べ、各クロックが向上し、CUDA Coreが384基から1344基と大幅に増えているのが大きな魅力だ。

 AMDのノートPC向けGPUで最上位となるRadeon HD 7970Mは、コアクロック850MHz、メモリクロック4800MHz相当、シェーダー数が1280基となっている。

「ALIENWARE」公式サイトより。基本性能の高さに驚かされる

デル株式会社

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