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米Google,不自然リンク警告メッセージの仕様変更を発表

2012年07月24日 05時53分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Googleのマット・カッツ氏は2012年7月23日、ウェブマスター宛に送信する不自然リンクを指摘するメッセージについて仕様を変更する旨を発表した。

同氏は7月21日に、透明性を高めることを目的に従来の不自然リンク警告のメッセージ送信対象を、拡大したことをGoogle+で明言。しかし、送信されるメッセージ内容は従来と変更がないのに、今回は必ずしもウェブマスターがすぐに対応すべきアクションが求められるわけではない、潔白の場合もあるなど、同社が過去に説明してきた方針と一貫性がなく、かえって不透明であるとの批判が殺到。わずか2日で変更を強いられた格好だ。

マット・カッツ氏の説明によると、今回の仕様変更により、「信頼できないリンクがある」ことを伝えるメッセージと、「サイトに影響がある(≒手動で順位調節される)」ことを伝えるメッセージを区別できるようにしたという。

また、前者の不自然なリンクの指摘という限定的なアクションをとった場合については、ウェブマスターツールのメッセージ画面上でイエローフラッグを表示しないようにしたという(※ つまりイエローフラッグがついている場合は、従来通り再審査リクエストが必要)。

この変更は日曜日に実施され、今後、改めて全てのウェブマスター宛にメッセージを再送信するとのこと。


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わざと基準を曖昧にしてスパム行為への抑止力高めたいんだろうなぁとちょっと好意的(?)に解釈していたら2日で仕様変更ですよ。さすがに批判殺到で変更せざるを得なかったのでしょうが、リリース前にもうちょっと予見できなかったんでしょうかマットカッツさん。

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