デュアルコアCPUとクアッドコアGPUを搭載する、中国CUBEの最上位Androidタブレット「U30GT」がアキバの店頭に登場した。販売しているのは東映無線ラジオデパート店で、価格は2万2800円。
U30GTは、10.1型のIPS液晶ディスプレーを採用するAndroid 4.0タブレット。特筆すべきはその優れたスペックで、1.6GHz動作のデュアルコアCPUであるRockchip「RK3066 1.6GHz」(Cortex-A9ベース)やクアッドコアGPU「Mali-400 MP4」から引き出されるパフォーマンスは、これまで登場した中華タブレットの中でも最高レベルに位置付けられる。
ハイスペックながら、薄さ9.6mm、重さ650gという薄型・軽量デザインも大きな魅力。Bluetooth機能や中華タブレットには珍しい照度センサーの搭載など、機能面も充実している。
また、充電にはDC12Vの専用ACアダプターを使用することから、ショップによれば「7200mAhの大容量バッテリーながら、DC5Vタイプとは比べ物にならないほど早く充電できる」とのこと。
最近は安価なタブレット製品が立て続けにリリースされているが、今回発売されたU30GTも機能やスペックから考えれば破格といっていい価格設定。高価格なメジャーブランド製品購入に二の足を踏んでいたり、中華タブレットの性能に不満があったという人には福音となるアイテムかもしれない。
そのほかのスペックは、メモリーがDDR3 1GBで、ストレージ容量が16GB、外部ストレージは最大32GBのmicroSDカードが使用可能。出力インターフェイスはmicroUSB(ホスト対応)、miniHDMI、3.5mmミニジャックで、フロントとリアに200万画素のカメラを搭載する。
本体サイズは幅260.6×奥行き9.6×高さ170.6mmで、IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応する。