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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第115回

AKB48のぐぐたす選抜がアツイGoogle+に再チャレンジする技

2012年05月23日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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最大10人が顔を見ながら話せるビデオチャット

 ビジネスには会議がつきもの。とはいえ、会社内なら会議室に集まってもいいが、外部の人を細かい用事で呼びつけるのも避けたいところ。そこで活躍するのが、Google+のキラーコンテンツのひとつ「ハングアウト」。最大10人までのユーザーがビデオチャットできる機能だ。複数ユーザーがお互いの顔を見ながら話せるので、少人数の会議ならGoogle+で事足りてしまう。

 ウェブカメラを搭載したノートPCなら、初回起動時にプラグインをインストールするだけの簡単操作で利用できるので手間もかからない。スカイプやFacetimeをはじめ、ビデオチャットができるサービスは多いが、Googleアカウントならほとんどの人が持っているので誘いやすい。

初めてハングアウトを利用する際は、「Googleボイス&ビデオチャットプラグイン」のインストールが必要

メイン画面の「ハングアウト開始」をクリックし、通話する相手を選択する

相手が受け入れれば、ビデオ通話が始まる。3人以上の場合、しゃべってる人が大きな画面に表示される

 お互いの顔だけでなく、デスクトップやウィンドウ、オフィス文書などを共有することも可能。知人がPCの操作や設定に困っている時に利用しよう。Google+のセットアップの手間はかかっても、電話だけでサポートするよりもずっと効率的に解決できるはずだ。実家からよく相談を受ける人は、帰省したときに親のアカウントを取得し、セットアップしておくといいだろう。

「画面を共有」をクリックすると、デスクトップをほかのユーザーに公開できる。声で指示を受けながら操作することが可能だ

 彼女との電話にも使える。電話代を浮かすためにビデオチャットを活用している人は多いが、Google+もお勧め。試して欲しいのが、YouTubeの共有機能。面白い動画を見つけたら、その画面からハングアウトを起動し、ビデオチャットが行なえるのだ。その際、一緒に声で突っ込みながら見てもいいし、音声が邪魔になるようならテキストチャットをしてもいい。会えなくていらいらしている彼女も、もきゅってる動物の動画を見れば機嫌を直してくれることだろう。

「YouTube」をクリックし、動画を再生すると、相手の画面にも同じ映像が表示される。再生中はマイクがオフになっている

「話す」をクリックすると、マイクがオンになって会話が可能になる

「チャット」をクリックすれば、画面を見ながらテキストチャットが行なえる

 5月初旬に一般公開された「ハングアウト オンエア」も面白い。これは「ハングアウト」の映像を全世界に生中継する機能。Ustreamやニコ生のようなサービスだ。配信した動画はYouTubeにアップロードされ、後で視聴することもできる。絵を描いたり、ゲームが上手だったり、料理やダンスなどが得意なら、オンエアしてみると海外からの反応がもらえるかも。

「ハングアウト オンエア」を利用するには、認証済みのYouTubeアカウントが必要になる。携帯電話を利用して認証しよう

 iPhoneやAndroidスマートフォンのアプリには、ハングアウト機能は搭載されていない。その代わりに「メッセンジャー」を搭載している。イベントの参加者同士などみんながスマホを持っているような状況なら、Google+ユーザー同士で利用できるテキストチャット機能でリアルタイムにやりとりできる。

スマホアプリなら「メッセンジャー」を利用。スマホアプリ同士でしか利用できない

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