4月26日、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)はミラポイントジャパンのアプライアンス型メールサーバー「Mirapoint Message Server」用のクラウドバックアップソリューション提供を発表した。
これは、SANストレージ対応モデルである「Mirapoint Message Server S7000」に、ユーザーが所有するネットアップのストレージを閉域網経由で同社のデータセンターにバックアップする月額ベースのクラウドサービス「クラウドバックアップ for NetApp」を組み合わせ、企業が保管するメールデータを安全なデータセンターに転送・保管するソリューション。
これにより、企業のセキュリティやコンプライアンスポリシーに沿ったメールシステムを社内で運用しながら、万一の災害等に備えた重要データのバックアップを遠隔地の強固なクラウド基盤に保持できるため、BCPを適用したメール環境を構築できるという。また、企業が独自でDRサイトを構築する場合に比べ、構築や運用にかかる投資を最大で70%削減することができ、構築期間も半分に短縮できるとしている。