「McAfee Enterprise Mobility Management」を共同展開
CTCとマカフィー、モバイルデバイス管理分野の協業を強化
2011年08月19日 06時00分更新
8月18日、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とマカフィーはセキュリティ分野の提携を強化。同日からスマートフォンやタブレットなどいわゆるスマートモバイルデバイスの管理ソリューションを共同展開することを発表した。
具体的には、マカフィーの「McAfee Enterprise Mobility Management」により、マルチOS/マルチキャリアの企業向けスマートモバイルデバイス管理を実現するという。
CTCとマカフィーは、2003年にウイルス対策製品の販売契約を締結して以来、不正侵入対策などのインターネットセキュリティ分野で協業してきた。今回の協業強化により、マカフィーのデバイス管理技術とCTCのシステム構築ノウハウを統合させ、スマートモバイルデバイスのライフサイクル管理、社内ポータルや顧客管理システムなどエンタープライズシステムとの連携、iOS、Android、Windows、SymbianなどマルチOS、回線を問わないマルチキャリアの管理を提供する。また、今後はモバイルマルウェア対策との連携やシステムのクラウドサービス化なども進めていくとのこと。