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米Google、パンダ・アップデート3.5を実施 (2012/04/19)

2012年04月26日 17時53分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米GoogleのMatt Cutts氏は2012年4月26日、高品質なコンテンツを適切に評価するための一連の検索アルゴリズム変更・「パンダ・アップデート」(Panda Update)を4月19日に実施したことをTwitterで発表した。

パンダ・アップデートは内容が薄っぺらな、低品質なコンテンツを検出するフィルタリングの機能を持つ。多くのコンピューティング・パワーを要することから常時実行されるのではなく、一定周期間隔で都度フィルタリングが実行されており、今回が通算13回目。便宜的に業界では 3.5 というナンバーをつけている。前回のパンダアップデート3.4は2012年3月23日

なお、昨日発表されたブラックハットを駆使したウェブスパムをターゲットとした検索アルゴリズムの更新について、米Searchmetricsがその影響をまとめたレポートを発表している(レポート)。しかし、Matt Cutts氏はこのレポートの不備を指摘しており、パンダアップデートの影響による順位変動と、ウェブスパム対策のアルゴリズムの影響による順位変動が混在しているとコメントしている。


@dannysullivan yup, believe a Panda data refresh on 4/19. I don't think @rustybrick asked us about it; we sometimes wait for him to ask. :) [Matt Cutts, Google]


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4月19日のパンダアップデートによるコンテンツフィルタリング更新と、4月24~26日のウェブスパム対策のための新しい検索アルゴリズム更新が混在しているので、欧米のサイトランキングデータを分析する時は要注意。

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