4月20日、JPCERT/CCはゴールデンウィーク中に注意すべきセキュリティ上の危険を発表。長期の休みに入る前には、Windows Updateなどでセキュリティパッチを適用するよう推奨している。
まず注意したいのが、「偽HDD診断ソフトウェア」だ。これは、感染したPCのHDD内のファイルを「隠しファイル」に変更したり、エラーメッセージを模したポップアップウィンドウを大量に表示。これによりHDDに問題が生じているようにユーザーを欺いた上で、偽のHDD診断ソフトの購入を促してクレジットカード情報を入力させるという。
このような悪意あるソフトウェアなどによる被害を避けるためにも、JPCERT/CCは長期休暇に入る前に、サーバーからPC、スマートフォンなどのOSやアプリケーションに最新のセキュリティ更新プログラムが適用されているか確認。休暇明けには、休暇中にセキュリティ更新プログラムが公開されていないか確認し、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新に更新することなどを指摘している。