「XPS 14z」—デルならではの「デザイン」&「高機能」ノートを活用! 第1回
13.3型サイズに14型ワイド液晶 「XPS 14z」のデザイン/機能を探る (1/3)
2012年03月16日 11時00分更新
デルといえば、液晶ディスプレーは13.3型ワイドながら、11型ノートと同等のサイズを誇るUltrabook「XPS 13」が話題だが、実はもう1製品オススメしたいノートがある。13.3型サイズのコンパクトボディに14型ワイド液晶を採用、しかも薄型で光学ドライブも内蔵と、メインマシン/モバイルマシンのどちらでも活躍可能なバツグンの汎用性を備える「XPS 14z」だ。
「XPSz」シリーズは、XPS 13同様に美しいデザインと高性能、しかも手頃な価格を実現しているのが大きな魅力。この連載では、そのXPS 14zの使いこなし方法などを6回に分けて紹介していく。XPS 14zは独自のアプリも豊富に採用しており、PCライフを充実させてくれるのも大きなポイントなのだ。
主な仕様 | |
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製品名 | デル「Dell XPS 14z」 |
CPU | Intel Core i5-2410M(2.40GHz)/Core i7-2640M(2.8GHz) |
メインメモリー(最大) | 4/8GB(8GB) 1333MHz DDR3-SDRAM |
HDD容量 | 256GB SSD/500GB HDD |
グラフィックス機能 | NVIDIA GeForce GT 525M(1GB)/Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) |
ディスプレー(解像度) | 14型HD ワイド光沢液晶(1366×768ドット) |
オフィスソフト | Microsoft Office Personal 2010/Office Home and Business 2010/Office Professional 2010/なし |
本体サイズ/重量 | 幅335×奥行き234×高さ23mm/1.98kg(SSD搭載時1.87kg) |
直販価格 | 7万9980円から(2012年3月16日現在。最新価格はデルのウェブサイトを参照) |
アルミ&マグネシウム合金の美しいボディ
XPS 14zでまず目を引くのは、アルミ&マグネシウム合金を採用した美しい流線型のボディだ。コネクターなどの凹凸がほとんどない点も美しさに磨きをかけている。出っ張りと呼べるのは底面にある本体を滑りにくくするゴム足程度だ。しかも、DVDスーパーマルチドライブを内蔵しながら23mmという薄さを実現。ドライブはスロットイン式となっており、スムーズにディスクを出し入れできる。
そして、XPS 14zの一番のウリが、狭いベゼルを採用することで、13.3型ワイド液晶サイズのボディに14型ワイド液晶と大きな画面を搭載していること。実際にサイズを見ても、XPS 14zは幅335×奥行き234×高さ23mmと、同社の13.3型ワイド液晶ノートPCである「Inspiron 13z」の幅332×奥行き241.3×高さ22.2〜22.7mmにかなり近い。ちなみに、14型ワイド液晶の「Inspiron 14z」のサイズは幅346×奥行き245.5×高さ23.87〜25.35mmとなっているので、XPS 14zがいかに小さいか分かるだろう。
XPS 14zの重さは約1.98kgあるので気軽にモバイルとはいかないが、家庭内/会社内の移動や出張先での利用なら十分対応できる。そして何より魅力なのが、13.3型ワイド液晶サイズのノートPCにしか対応していないバッグに収納できること(一部入らないカバンもある)。13.3型サイズまで対応するカバンは多く、選べる種類の豊富さが、持ち運びやすさにつながっているのだ。XPS 14zの似合うカバンについては、この連載の中でも紹介したい。
この連載の記事
- 第6回 ドッキングステーション/周辺機器で「XPS 14z」を機能強化
- 第5回 「XPS 14z」の携帯性が生きるバッグを探す
- 第4回 「XPS 14z」でトリプルディスプレー環境を構築!
- 第3回 約7時間駆動、ベンチマークでXPS 14zの高性能に驚く
- 第2回 「XPS 14z」の独自ランチャーDELL Stageを使い倒す!
- 第1回 13.3型サイズに14型ワイド液晶 「XPS 14z」のデザイン/機能を探る
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