ヤマハから、入門者向け5.1ch AVアンプ「RX-V373」が発表された。4月上旬発売予定で予想実売価格は4万円前後。
同社のAVアンプは、従来RX-V4XX系が一番低価格なモデルという位置づけだったが、このモデルはさらに下のクラスとして新たにラインナップされたもの。
低価格モデルとはいえ、192kHz/24bitのバーブラウン社製DACを採用し、同社オリジナルの音場プログラム「シネマDSP」や、サラウンド音場の自動セットアップ機能である「YPAO」(ヤマハ・パラメトリック・ルーム・アコースティック・オプティマイザー)などを搭載。ただし、従来のRX-V471で対応していた「DSP<3Dモード>」および仮想的にフロントハイのチャンネルを実現する「VPS」には非対応となる。
HDMI端子は4入力/1出力を搭載。3D映像やARC(オーディオ・リターン・チャンネル)、CEC(コンシューマー・エレクトロニックス・コントロール)に対応するほか、いち早く4K2K映像の入出力にも対応する(ビデオコンバートやアップスケーリングには非対応)。
さらに、動作時消費電力を低減する「ECOモード」を新たに搭載。出力(通常時最大100W×5ch)を抑えることで消費電力を約20%低減できる。
そのほか、USB端子にiPhone/iPodを接続することでデジタル音楽再生が可能だ。
