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2011年の広告費、2.3%減の5兆7096億円

2012年02月27日 09時58分更新

記事提供:通販通信

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 電通は2月23日、総広告費と媒体別・業種別広告費を推定した「2011年日本の広告費」を発表した。

 発表によると、昨年2011年の日本の総広告費は、東日本大震災の後に起きた広告自粛ムードが広告費の減少にもつながり、前年比2.3%減の5兆7096億円となった。ただし、年後半は10-12月期のマス四媒体広告費が好調だった2010年の水準を上回るなど広告出稿が活性化した。

 媒体別にみると、「テレビ広告費」(同0.5%減)、「新聞広告費」(同6.3%減)、「雑誌広告費」(同7.0%減)、「ラジオ広告費」(同4.0%減)のいずれも減少し「マスコミ四媒体広告費」は同2.6%減となった。

 業種別(マスコミ四媒体)では、「ファッション・アクセサリー」(婦人服、バッグなどが増加)、「流通・小売業」(通信販売、コンビニエンスストアなどが増加)、「情報・通信」(スマートフォン関連、WEBコンテンツなどが増加)、「官公庁・団体」(ACジャパンなどが増加)など21業種中5業種が前年を上回った。減少は「飲料・嗜好品」(国産ビール、焼酎などが減少)、「家電・AV機器」(液晶テレビ、プラズマテレビなどが減少)など16業種であった。

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