グローバルモデルも飛び出した
NECカシオモバイル発表会
NECカシオモバイルコミュニケーションズ(NECカシオ)は本日、MEDIASシリーズのニューモデル「docomo with series MEDIAS ES N-05D」と「ドコモ タブレット MEDIAS TAB N-06D」を発表した。いずれもすでにリリース済みの機種ではあるが、あらためて特徴的な機能を中心に、NECカシオの代表取締役執行役員社長、田村義晴氏が紹介した。
MEDIAS ESは初代MEDIASに比べて1ミリも薄くなっているが、スペックとしてはディスプレーが4.3型HD液晶(720×1280ドット)、CPUはSnapdragon MSM8270 1.5GHzのデュアルコア、重量が109gに防水・防塵(IPX5/8・IP5X)と大幅に強化されている。薄くなると耐久性の問題が出てくるが、独自のステンレスとアルミの組み合わせとゴリラガラスにより堅牢性も実現している。MEDIASのウリでもあるカメラの起動が0.7秒という「瞬撮カメラ」も搭載している。
MEDIAS TABの詳細については、先日のフォトレポに詳しい(関連記事)。日本電気のパーソナルソリューション事業本部長 西大和男氏はMEDIAS TABのプレゼンテーションをしながら端末で通話をしてみせるなど、電話機能、全部入り、防水などありとあらゆる機能が詰まったMEDIAS TABの魅力を改めてアピールした。
なお、MEDIAS ESはドコモの安心遠隔サポート対応機種の第一弾でもあり、田村氏は「MEDIASはESとTABで第二世代になる」と自信を見せた。
このほかには、グローバルモデル3機種も展示されていた。MEDIASのグローバルモデルは、4月にタイで発売されるのを皮切りに、全世界でリリースしていくという。会場にはモックアップのみの展示だったが、クラウドサービスが使いやすい二つ折りの端末「Best Cloud UX Device」、大きな画面を片手で操れるのが気持ちいい「Large Screen in One-hand」、スリムでスタイリッシュな「The most Stylish」の3台がお披露目されていた。どれもOSにはAndroid 4.0を採用するとのことだ。
この3モデルは2月27日~3月1日にかけてスペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congress 2012(MWC)で展示される予定である。