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「IIJ OEMプラットフォームサービス for Mail」の第1弾顧客はサイボウズ

IIJ、ウイルス対策やSSL対応のメールサービスをOEM供給

2011年12月20日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 12月19日、インターネットイニシアティブ(IIJ)は、ISPやCATV事業者、SaaS事業者などのサービスプロバイダー向けに、IIJのサービスインフラをOEM提供する「IIJ OEMプラットフォームサービス」の提供開始を発表した。

メールサービスをOEM供給する「IIJ OEMプラットフォームサービス for Mail」

 IIJ OEMプラットフォームサービスの第一弾は、メールサービスのインフラを提供する「IIJ OEMプラットフォームサービス for Mail」で、サイボウズがクラウドサービス「cybozu.com」で提供するメール機能のインフラとして採用されている。本サービスを利用することによりサービスプロバイダーは、自社で設備を構築、運用することなく、容易に自社ブランドのメールサービスを提供できる。また、高機能なメールサービスを低コストで利用でき、新規にビジネスを展開する場合も、最小限の設備コストでサービスを開始できるという。

 また、運用管理者がメールアカウントの追加、削除などの各種設定変更が行なえるサポートWeb、オンラインで連携するAPIを標準で提供。さらに、エンドユーザの設定照会や簡易ログ検索の確認、アカウント・ドメイン管理など、サービス事業者のメールサービス運用に必要な管理業務は、すべて専用Webサイト上で行なえるという。

 提供するサービスには、メールの送受信の基本機能に加え、迷惑メール対策、ウイルス対策、Webメールなどの各種機能が用意され、1アカウントあたり1GBのメールボックスを標準で提供する。料金は、利用規模を問わず、アカウント単価の課金のみとなる。

IIJ OEMプラットフォームサービス for Mail 基本スペック概要

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