タブレットは手に合うかを
優先的にチェックすべし!
キーボードとマウス操作のPCと異なり、タブレット端末は持ちやすさやボタンの配置などでだいぶ快適性が異なってくる。見た目と同じく、個人差が大きく出る部分なので、まずは気になったタブレットを店頭で触りまくるといいだろう。
スペックについては国内メーカー・海外メーカー問わず、ほぼ同じなので、細かく意識する必要はないし、OSについてもAndroidであればウィジェットが異なるくらいで、あとはマーケットで拡張する部分は共通。iPad 2にしてもすでにiPhoneやiPod touchを使用しているのであれば、共用できるアプリも多く、選択の目安になる。操作体系を見ても、iPhoneやiPod touchとほとんど同じ点も導入のしやすさのひとつだ。
また国内メーカーのAndroidタブレットは、ソニー、東芝、シャープの3メーカーの製品を紹介した。共通していえることは、各メーカーが展開するAVブランドとの連携。自宅のAV環境がいずれかのメーカーで統一されているのならば、そのメーカーのタブレットを選ぶというのもアリ。リモート操作だけでなく、動画の持ち出しなど受けられる恩恵は大きい。
タブレット端末の増加で、どれにするか悩ましいのだが(筆者も今回の特集で超悩む状態になっている)、持ったときのホールド性、使ったときの快適性から選んでみれば、比較的スムーズに選べるだろう。年末・年始のセールなどでひとつ買ってみて、2012年はタブレットをバリバリと活用してほしい。
Camangi「Mangrove7」
今回のタブレット番外編は、台湾のメーカー・Camangiからリリースされている「Mangrove7」を紹介しよう。7型(1024 x 600ドット)でサイズが幅約195×高さ約122×厚さ約11.92mm、そして重量が380gと非常にコンパクトかつ軽量。電子書籍の購読にもってこいのタブレットだ。
今回の特集では10型がメインだったのでレビューには入らなかったが、CPUにNVIDIA Tegra 2(1GHz)、OSがAndroid 3.2と7型の中でもポテンシャルが高い機種だ。7型のタブレットを探しているなら、選択肢のひとつに加えてみるのもいいだろう。
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