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明日発売の注目コンデジ「PowerShot S100」を徹底チェック!

2011年12月07日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 1/1.7型というコンデジとしては大きめな撮像素子を採用し、マニュアル的な操作を前面に押し出したキヤノンの高級コンパクト機「PowerShot S」シリーズ。

 F2.0の明るいレンズなどが好評で、高級機ながら人気モデルである。その最新機種「PowerShot S100」(予想実売価格5万5000円前後)が明日(12月8日)発売になる。というわけで、今回その機能や画質などをチェックしてみた。

新レンズ採用で光学3.8倍から5倍に

全体の印象は「PowerShot S95」譲りだが、持ちやすいように滑り止めがついた

全体の印象は「PowerShot S95」譲りだが、持ちやすいように滑り止めがついた

 従来機の「S95」は撮像素子に1000万画素のセンサーを採用していたが、S100では1210万画素となった。また、レンズのズーム比も従来の3.8倍から5倍になり、広角側、望遠側共に広がっている。

親指の当たる部分に指当てがついた。ボタンの数はS95と同じだが、割り当てが多少入れ替わっている。S90やS95から買い換えるとちょっと戸惑うかもしれない

親指の当たる部分に指当てがついた。ボタンの数はS95と同じだが、割り当てが多少入れ替わっている。S90やS95から買い換えるとちょっと戸惑うかもしれない

電池の型番は「NB-5L」で、1回の充電で約200枚撮れる。S95とは共用できない。メモリーカードはSD/SDHC/SDXCに対応する

電池の型番は「NB-5L」で、1回の充電で約200枚撮れる。S95とは共用できない。メモリーカードはSD/SDHC/SDXCに対応する

側面にはminiUSB端子とminiHDMIの端子が備わる

側面にはminiUSB端子とminiHDMIの端子が備わる

ストロボはポップアップするが高さが低く、広角側でマクロ撮影するとレンズの影が出てしまう場合がある

ストロボはポップアップするが高さが低く、広角側でマクロ撮影するとレンズの影が出てしまう場合がある

 本体サイズは幅98.9×奥行き26.7×高さ59.8mm。全体的な雰囲気は従来機そのままだが、S95に比べて高さは1.4mmほど増えたが、幅が0.9mm、奥行きは2.8mm小さくなった。それほど大きさは変わってないが、見た目の印象はかなり横が狭く感じる。

 レンズ基部に備わるコントローラーリングや背面のダイアルはそのまま踏襲し、基本的な操作感はそのまま。しかし、各機能はレベルアップしている。

レンズ基部のコントローラーリングは健在。S95で上面にあったコントローラーリングの切り替えボタンは背面に移動。電源レバーと間違えないで済むようになった

 レンズは35mm判換算で約24-120mmに相当する。広角24mm側での開放F値はF2.0と明るいが、望遠側の120mm側ではF5.9になる。S90/95では28-105mm相当のズームだったので広角望遠ともに広がっている。

内蔵NDフィルターは光量を1/8に減らす。絞りもしくはシャッタースピード、ISO感度では約3段分に相当する

内蔵NDフィルターは光量を1/8に減らす。絞りもしくはシャッタースピード、ISO感度では約3段分に相当する

明るい屋外でNDフィルターを使用。約3段分シャッタースピードを落とすことができ、2秒間の露光ができた

明るい屋外でNDフィルターを使用。約3段分シャッタースピードを落とすことができ、2秒間の露光ができた

 高倍率化しても広角側の開放F値が変わっていないのはうれしい。なお、最小絞りはズーム全域でF8.0まで、望遠側ではF5.9、F7.1、F8.0の2つだけになってしまう。また、開放F値2.0を活かすために光量を抑えるNDフィルターが内蔵されている。

絞りによる画質の違い

F2.0

F2.0

F2.8

F2.8

F4.0

F4.0

F5.6

F5.6

F8.0

F8.0

 絞りの変化を見てみると、ミラーレスやデジイチに比べると被写界深度が深く、背景がぼけにくいが、近づくことで背景をある程度ぼかせる。

 ぼけ方はエッジが少し残りがちで固い。F4.0あたりまではシャープネスが高いが、F5.6以降は回折現象で徐々に甘くなっていく傾向だ。

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