このページの本文へ

トレンドマイクロ「Trend Micro SecureCloud 2.0」を来年リリース

クラウドデータ暗号化「SecureCloud」がウイルス対策強化

2011年12月02日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 11月30日、トレンドマイクロはクラウド向けデータ保護ソリューション「Trend Micro SecureCloud 2.0(TMSC2.0)」を2012年1月16日より受注・出荷開始すると発表した。

セキュリティ機能が強化した「Trend Micro SecureCloud 2.0(TMSC2.0)」

 これはクラウド事業者などが提供するクラウドサービスに保存するデータをボリューム単位で暗号化し、セキュリティポリシーに適合しないサーバーからのデータへのアクセスを防止するソリューション。暗号化されたデータは適切な権限を持つユーザーのみアクセス可能で、権限を持たない第三者だけでなくクラウド事業者もアクセスできなくなる特徴を持つ。

 今回発表の新バージョンでは、サーバーへの不正プログラム感染や脆弱性を利用する攻撃やファイルやレジストリなどの不正変更を検知する「Trend Micro Deep Security(TMDS)」との連携を強化。コンテンツが改ざんや不正プログラム感染にあった場合、サーバー上の異常を検知し、該当のサーバーが重要なデータへアクセスすることを防止という。

 また、トレンドマイクロが運用する鍵管理サーバーを利用して、サービスプロバイダがサービスを提供する運用形態を開始する。

カテゴリートップへ