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ニコニコ動画最強の公式ムック、濃すぎる中身を紹介

2011年11月02日 17時30分更新

文● ASCII.jp編集部 語り● 広田稔(@kawauso3

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ひろゆき×夏野剛インタビューをダブルで収録

―― このムック、大会議に出てくるような人気ユーザーだけじゃなくて、ニコニコ“運営側”へのインタビューも入ってますよね。

広田 そうそう。ドワンゴの川上会長、小林社長、夏野取締役、ニワンゴの杉本社長、ひろゆき取締役と、ニコニコ首脳陣が全員揃ってますよ。

―― 首脳陣!

ひろゆき取締役(左)、夏野剛取締役(右)

広田 で、川上会長が語る語る。大会議を始めた理由は、(新機能を開発する)エンジニアに締め切りを守らせるためだったそうで。

―― なんですかそれ。

広田 って思うよねー。ニコ動の行動でよくわからないことが多かったけど、その多くは川上さんのしわざという話で。ロックンローラーだなと感じました、川上さん。

―― そのロックンローラーが会長ってのがすごいですけどね。

広田 全国ツアーも、「全国ツアー」「2days」って単語を使いたかったからやったんだって。で、箱をおさえちゃったんだけど、発表する新機能がないから、じゃあユーザーライブをやっちゃえと。

ニコニコ大会議2009-2010 全国ツアー

―― 最初はたしかにオマケっぽかったかも。

広田 それが予想以上にユーザーに受け入れられたので、じゃあこれをもっと大々的にやろうという流れにしたら、一部のユーザーから反発されちゃったり、ひろゆきさんからの批判があったりして、ユーザーのためにならんならやめようと。そういう運営の人たちの濃い話が20ページ乗っております。

―― 肯定派だけじゃないと。

広田 全員が大会議よかった!みたいな内容じゃなくて、反省も多かった印象です。ひろゆきさんは「もっとエッジなコンテンツが見たい」って言ってたし、杉本社長も「毒のある昔のニコ動が面白かったですよね」とか、そういう話をしてた。

―― そういう裏側が見えるのはいい感じ。なんか運営ベタ褒めだけだと気持ち悪いし。

広田 あとは、ニコニコ大会議を作ってきた“現場”の人の話も面白い。“バーチャル演出で生放送”とか最先端の表現もいれたりしてて、新しいことをやったときの苦労とかが伝わってきます。

―― バーチャル演出ってなんでしたっけ。

広田 生放送でCG重ねてたやつ。あれも大変みたいで。ARみたいにマーカー使わないから、演者がズレるとうまくいかなくて。

―― 人力ですねー。

広田 手から炎がでる演出のはずが、出す手を間違えて、乳首から炎が出たとか。

―― なんですかその放送事故。

広田 通称「乳首ファイアー」。

―― もう何でもいいです。

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