機能的には極めてシンプルながら、カラフルなボディーカラーに、ポップなデザインのテンキーなど、端末からの楽しさや可愛さで、ウィルコムを支えてきた「HONEY BEE」シリーズ。このHONEY BEEのスマホが「HONEY BEE SoftBank 101K」としてソフトバンクから登場した。端末の製造は引き続き京セラが担当する。
デザインやカラバリはHONEY BEEのイメージをそのまま継承。メインターゲットである女子中高生を狙って、一般的なAndroid端末から思い切ったカスタマイズが随所に見られる。
まず本体下部には、Android端末で一般的な「MENU」「ホーム」「戻る」の各キーに加え、「電話」「メール」の単独キーを用意。女子中高生が最も頻繁に使うであろう機能にすぐにアクセスできるようになっている。またワンセグやFeliCaなどは搭載しない一方で、自分撮りや友達と一緒の写真に欠かせないインカメラは200万画素と高性能。またアドレス帳交換に必要な赤外線通信機能は当然用意されている。
ソフトウェア面でも、ホーム画面/メール/電話など各機能のデザインは徹底的にポップで、また着信中はキー部がキラキラ光るなど、HONEY BEEの世界観を演出している。
とはいえ、スペック的にも決して低いわけではなく、ディスプレーは3.5型液晶で解像度は480×800ドット。CPUはルネサス製「MP5225」で、デュアルコアで1.2GHz動作である。通信速度は下り最大21Mbps。バッテリー容量は1240mAh。発売は12月以降を予定している。
タッチ&トライ会場でお話をうかがったところ、女子中高生もスマホには強い興味を持っているのだという。一方で、大人やオジさんが持っているのと同じようなものは嫌だ……という感情も強いとのこと。そこで、女子中高生が好む機能やデザインを徹底的に盛り込んだのが今回のコンセプトとなっている。女子中高生のスマホ所有率を高めるヒット商品となるか、注目される1台だ。
「HONEY BEE SoftBank 101K」の主要スペック | |
---|---|
メーカー | 京セラ |
ディスプレー | 3.5型液晶 |
画面解像度 | 480×800ドット |
サイズ(暫定値) | 約56×117×13.4mm |
重量(暫定値) | 約135g |
CPU | ルネサス MP5225 1.2GHz(デュアルコア) |
OS | Android 2.3 |
1,5GHz帯対応 | ○ |
最大通信速度 (下り/上り) |
21Mbps/5.7Mbps |
カメラ画素数 | リア:約500万画素CMOS/イン:約200万画素 |
バッテリー容量 | 1240mAh |
FeliCa | × |
ワンセグ | × |
赤外線 | ○ |
防水 | ○ |
カラバリ | ホワイトピンク/ピンク/グリーンイエロー/ブルー/ブラック |
発売時期 | 12月以降 |
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