今回発表された新製品のうち、年内に発売されるスペック的に最もハイエンドなモデルが「AQUOS PHONE SoftBank 102SH」だろう。発売は12月上旬以降の予定。
まずディスプレーは4.5型NewモバイルASV液晶。解像度は720×1280ドットで、先日発表されたau「ARROWS Z ISW11F」と同じく(関連記事)、このクラスのスマートフォンとしては最高レベルの解像度を持つ。また裸眼立体視にも対応している。CPUについてもデュアルコアのTi製「OMAP4430」(1GHz動作)で、こちらもパワフルである。
通信機能についても、今回発表された冬春モデル同様に、1.5GHz帯の電波を用いる「ULTRA SPEED」に対応。下りの最大通信速度はHSPA+により、21Mbpsとなる。
カメラは1210万画素カメラで光学手ぶれ補正にも対応する。同時に毎秒30フレームのフルHD動画撮影も可能。スポーツなど、被写体を追いかける場面でも、光学手ぶれ補正の効果でくっきりとした撮影が可能であるとしている。インカメラも搭載しており、こちらは30万画素。
国内メーカー製のハイエンド端末ということで、FeliCa/ワンセグ/赤外線通信/防水といった機能に抜けはなく、さらに防塵にまで対応する。また緊急地震速報も受信できる。
本体サイズ/重量は約65×128×9.7mm(突起部をのぞく)/約137g。それでいてバッテリー容量も1520mAhとなかなかの大容量だ。ハイスペック機でメインターゲットは30代の社会人男性とのことで、カラバリもイノセントパープル/ブラック/ホワイトと比較的シックな3色が選ばれている。
「AQUOS PHONE SoftBank 102SH」の主要スペック | |
---|---|
メーカー | シャープ |
ディスプレー | 4.5型NewモバイルASV液晶(3D対応) |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ(暫定値) | 約65×128×9.7mm(突起部除く) |
重量(暫定値) | 約135g |
CPU | Ti OMAP4430 1GHz(デュアルコア) |
OS | Android 2.3 |
1.5GHz帯対応 | ○ |
最大通信速度 (下り/上り) |
21Mbps/5.7Mbps |
カメラ画素数 | リア:約1210万画素CMOS/イン:約30万画素 |
バッテリー容量 | 1520mAh |
FeliCa | ○ |
ワンセグ | ○ |
赤外線 | ○ |
防水 | ○(防塵対応) |
カラバリ | イノセントパープル/ブラック/ホワイト |
発売時期 | 12月上旬以降 |
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