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IMJ、行動観察型アクセス解析サービス提供開始

2011年09月10日 07時13分更新

記事提供:SEMリサーチ

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株式会社アイ・エム・ジェイのMarketing & Technology Labsは2011年9月7日、、アクセスログを活用し、Webサイト上のユーザー行動を徹底的に観察することで、ユーザー像や改善課題を明らかにする「行動観察型アクセス解析サービス」の提供を開始した。

ユーザーテストと行動観察型アクセス解析の違い、IMJ MTLプレスリリースより

海洋動物研究では、バイオロギング(バイオ(生き物)+ロギング(記録をとる))と呼ばれる手法を使い、生物に計測機(データロガー)を取りつけ、収集したデータから海中での生物の動きを再現し、その行動を明らかにするアプローチ方法が用いられているが、この考えをWebの世界に応用したものが今回リリースした行動観察型アクセス解析。

行動観察型アクセス解析は、コンテンツ改善には“実際のユーザー行動を深く理解をすることが重要である”という考えのもと、日々蓄積されるアクセスログからユーザー行動を視覚的に再現し、徹底的に観察・分析することで課題を発見する行動観察手法を取り入れたアクセス解析手法。アクセス解析ツールと連携し、アクセスログからユーザーの行動を画面上に再現することで、ユーザーが辿った軌跡に沿って行動プロセスを観察する。観察にあたって使用する独自の観察ツールでは、再訪問時の行動との紐づけや、閲覧行動の視覚化、進入関連情報の表示、観察メモの保存などの機能を実装し、多数のユーザーに対して過去訪問時も含めた行動観察に加え、効率的に閲覧プロセスからユーザー像や行動心理を読み取ることできるという。

行動観察型アクセス解析を通じた分析により、「コンバージョンをする人の検討プロセス」「「住居タイプ」「家族構成」「現在の利用状況」などのユーザータイプによる閲覧行動の違い」「検討段階や申込時に閲覧されるコンテンツの見られ方の違い」などのユーザー像の把握や改善課題の発見が可能になる。

「行動観察型アクセス解析サービス」を開始
http://www.imjp.co.jp/company/press/release/20110907-001245.html

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