9月8日、ネットワールドは、VDI最適化ソリューションであるVDIブースター「Atlantis ILIO(アトランティス・イリオ) 2.0」を開発・販売している米アトランティス・コンピューティング(Atlantis Computing)と代理店契約を締結したと発表した。
一般に、VDI導入に際しての懸念事項となっているのが、そのパフォーマンスとストレージのコストとのことで、これらがVDIの普及を妨げる一因になっていたという。Atlantis ILIOは、VDIとストレージ間に位置して、インライン重複排除やIO最適化などを提供。ストレージに対してIOPS (1秒間に可能なI/O回数)の大幅な改善(最大10倍)、ストレージ容量の大幅削減(最大99%)を実現するという。
ネットワールドでは、仮想デスクトップでありながら、PCを上回るパフォーマンスを提供可能で、さらにストレージコストの削減が可能なことから、Citrix XenDesktopやVMware View などのVDI導入を加速させていくと考えるとしている。
Atlantis ILIOは50~100ユーザの小規模環境から、1万ユーザ以上の大規模環境まで対応可能で、ハイパーバイザー上で稼動するバーチャルアプライアンスとして提供される。
対応するVDI環境は、Citrix XenDesktopとVMware View。価格は、25ユーザーライセンスで24万8000円から。