このページの本文へ

このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第4回

折り畳み式テンキーに慣れ親しんだアナタに!

フィーチャーフォンライクなスマホ「007SH」を女子とチェック!!

2011年09月09日 12時00分更新

文● 林 佑樹 撮影● 住川奈津、モデル● 黒井あずさ、相川夏海

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

夜や屋内の撮影に強いのは魅力的!

 オートにある夜景モードもなかなか便利。光を飽和させるという類ではないが、手持ちでサクッと夜景を撮影できるし、ほぼ肉眼で見た感じにしてくれる。また、光をふわふわさせたり、光の飽和を楽しみたい場合は、ISOを100に固定して、長時間露光で楽しむことも可能だ。バージョンアップでの対応をお願いしたいのだが、長時間露光は1秒、2秒、4秒、30秒しかなく、1~30秒間で自由に設定可能にしてもらえると、より遊べそうなのでお願いします。

2軸ヒンジを利用すれば、三脚がなくても自立固定できるため、長時間露光撮影はスムーズ。画角の制限が生まれてしまうけど

ISO100に固定して、あとはカメラ任せで撮影したもの。EXIF上でのシャッター速度は0.64秒。撮影場所は町田駅周辺

夜景モードで撮影したもの。撮影場所は鈴鹿サーキット

新宿駅西口から、ISO100で露光2秒

新宿駅中央東口周辺。ISO100で露光2秒だが、光源が多すぎて真っ白だ

 夏海たんとあずにゃんのカメラへの反応は、画質については筆者同様にキレイということで気に入っていた。カメラ用のメニューについては、夏海たんは「細かい設定が多くて、リスト表示だから操作がちょっと大変です」という感想。一方、あずにゃんは「細かく設定ができるからいい!」と気に入っていた。個人差の出る部分だが、もうちょっと設定変更がしやすくなるといい感じなのではないだろうか。もうひとつ苦言を出すとすれば、撮影した写真データが「ギャラリー」ではなく「コンテンツマネージャー」に保存されることだろうか。しばらく、「撮影した写真はどこ?」と探してしまった。

アウトカメラでパーティーショットを決めているところ

カメラ位置と液晶の傾き限界があって、斜め上からのお約束カットは厳しい感じ。夏海たん的には「インカメラはないとダメですよ、絶対」だそうだ

節電状態の蛍光灯下での1枚。PCモニタ上ではだいぶノイジーなのだが、007SH上だと解像度と画像補完機能もあって、すっごくキレイに見える

 カメラ関係でほかの特徴を挙げるとすれば、ブログ設定をしておくと、リサイズまでしてくれるところだろう。SNSにアップしたいとき、リサイズをしない場合の画像サイズは3456×4608ドット、ファイルサイズは2MB前後とかなり巨大。メニューからブログ設定をしたり、画像サイズを決めておいたりするとやり取りがスムーズになるし、1アプリ内で完結できるため、手間が少ない。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン