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ミクZ4、3年目の本気! SUPER GT激闘記 第24回

杜の都にミクの歌声がこだまする! ミクZ4、予選8位!

2011年07月30日 23時50分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 撮影● 鉄谷康博、原 勝弘

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雨女ミクさんが本領発揮!?

 予選1回目が9位だったので、下位からスタートするスーパーラップでのミクZ4の出走順は2番手。最初の#87 ランボルギーニが走る頃から雨足が強まり、ランボを駆るベテラン織戸選手をもってしてもタイムは上がらず、「1'42.211」で終えた。そして、いよいよ今年のテーマソング「Winning Road」が場内に鳴り響き、ミクZ4の出陣である。アタッカーは谷口選手! だが、雨足がさらに強まり、ものすごいウォータースクリーンを纏って走行するミクZ4。だが、そこはハンドリングマスターの谷口選手。雨水に足を取られて暴れようとするじゃじゃ馬娘をねじ伏せ、なんと「1'40.697」を出し、暫定トップに躍り出た。この荒天の中、トップスピードは207km/hを出したというから、リストリクターを絞られたとはいえ、ミクZ4のポテンシャルは侮れない。

 ところが、次に走った#25 ZENTポルシェがコースアウトして赤旗中断になったところから、文字通り「雲行きが怪しく」なってきた。雨は徐々に止み始め、路面の状況が一転よくなっていったのである。その後も路面状況は変わっていったが、一番オイシイ状況の中で走った#43 ARTA ガライヤが「1'36.963」をマーク、ポールポジションを獲得したのだった。あまりの条件の違いに悔しさは残る。さらに、目下のところ「最大のライバル」と大橋監督、谷口選手、番場選手が口を揃える#11 JIMゲイナー 458は、190kgものウェイトハンデを積んでいるにもかかわらず、「1'37.350」を記録しフロントロー(2位)を勝ち取ったのだから、チームや集まったファンの悔しさは想像に難くないだろう。もはや458無双を止められるものは現われないのか!?

 いや、458の快進撃を止める女神こそ、われらがミクZ4だ! 谷口選手は「なんとしてでも458の前で勝つ! JAF-GTも速くはなっているけど、直接バトルを挑むのは458だね」と、打倒458に執念を燃やしている。

チャンピオンを狙う谷口選手には、最大の障壁である「#11 JIMゲイナー 458」しか見えない!

 「天候が回復すれば、少なくともドライになってくれればイケる」と番場選手もコメントしていた通り、31日決勝当日の天候がSUGO戦を左右する。さあ、この記事を読んだミクZ4ファンは、みんなでテルテル坊主を作ってお祈りだ!

祝! 個人スポンサー1万人突破!
さらに、誕生日おめでとう! 鈴木代表

自分たちのアタックが終わったあとでも、他チームの動向は一瞬たりとも見逃さずにチェック! ちなみに鈴木代表は本日○○回目の誕生を迎えた。サーキットに決勝を見に行く人はぜひプレゼントを持って!

なんと1万人を越えた個人スポンサー。このボードもだんだんスペース的に苦しくなってきているような……。さらに、あの「はいうぇいすた~」さんの上に2人も超漢がいるとは。もはや、とんでもないコトが起きているみたいだ

いつもは日除けなどに活躍するアンブレラも、今日ばかりは本来の役目を果たしていた。7月も終わろうというのに気温はかなり低く、肌寒い中でAYAMIちゃんたちRQは頑張っていた

地元なので遊びに来ていたササキングこと、佐々木雅弘選手を発見! 3.11ではカーショップ佐々木も被災したが、本人はいたって元気そうだったぞ。なんでレーシングスーツで遊びに来たのかが気になるけど……


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