雨女ミクさんが本領発揮!?
予選1回目が9位だったので、下位からスタートするスーパーラップでのミクZ4の出走順は2番手。最初の#87 ランボルギーニが走る頃から雨足が強まり、ランボを駆るベテラン織戸選手をもってしてもタイムは上がらず、「1'42.211」で終えた。そして、いよいよ今年のテーマソング「Winning Road」が場内に鳴り響き、ミクZ4の出陣である。アタッカーは谷口選手! だが、雨足がさらに強まり、ものすごいウォータースクリーンを纏って走行するミクZ4。だが、そこはハンドリングマスターの谷口選手。雨水に足を取られて暴れようとするじゃじゃ馬娘をねじ伏せ、なんと「1'40.697」を出し、暫定トップに躍り出た。この荒天の中、トップスピードは207km/hを出したというから、リストリクターを絞られたとはいえ、ミクZ4のポテンシャルは侮れない。
ところが、次に走った#25 ZENTポルシェがコースアウトして赤旗中断になったところから、文字通り「雲行きが怪しく」なってきた。雨は徐々に止み始め、路面の状況が一転よくなっていったのである。その後も路面状況は変わっていったが、一番オイシイ状況の中で走った#43 ARTA ガライヤが「1'36.963」をマーク、ポールポジションを獲得したのだった。あまりの条件の違いに悔しさは残る。さらに、目下のところ「最大のライバル」と大橋監督、谷口選手、番場選手が口を揃える#11 JIMゲイナー 458は、190kgものウェイトハンデを積んでいるにもかかわらず、「1'37.350」を記録しフロントロー(2位)を勝ち取ったのだから、チームや集まったファンの悔しさは想像に難くないだろう。もはや458無双を止められるものは現われないのか!?
いや、458の快進撃を止める女神こそ、われらがミクZ4だ! 谷口選手は「なんとしてでも458の前で勝つ! JAF-GTも速くはなっているけど、直接バトルを挑むのは458だね」と、打倒458に執念を燃やしている。
「天候が回復すれば、少なくともドライになってくれればイケる」と番場選手もコメントしていた通り、31日決勝当日の天候がSUGO戦を左右する。さあ、この記事を読んだミクZ4ファンは、みんなでテルテル坊主を作ってお祈りだ!
祝! 個人スポンサー1万人突破!
さらに、誕生日おめでとう! 鈴木代表
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