CHECK POINT
- 容量20GBのSSDをオンボード!!
- SSDをHDDのキャッシュとして利用する“Intel Smart Response Technlogy(SRT)”に対応する。
- CPU内蔵GPUとグラボの共存が可能
- Lucidlogix社“Virtu”をサポートする最新チップセットの『Intel Z68』を採用。内蔵GPUとグラボの共存が実現できる。
- HDDを高速化するSRTに対応
- マザーボード上のmSATAコネクターには、MLCタイプより高い性能と耐久性を備える“SLCタイプ”のSSDを搭載する。
● http://www.gigabyte.jp/
実売価格 2万3000円前後(販売 CFD販売)
高い性能とコストパフォーマンスで、圧倒的な人気を誇る第2世代Core iシリーズCPU。対応マザーボードのラインアップも価格重視から高性能なゲーミング向けモデルまで充実。そんな中でもイチオシなのが、ギガバイトの『GA-Z68XP-UD3-iSSD』だ。
チップセットは、『P67』のオーバークロック機能や『H67』のCPU内蔵GPUからの出力といった両方の良いところと“スマートレスポンステクノロジー(SRT)”などの新たな機能を搭載する最新の『Z68』を採用している。オンボードのSSDとHDDを組み合わせれば、Z68の醍醐味のひとつであるSRTを購入後すぐに楽しめる。このSSDは単体だと1万1000円前後なので、本製品はかなりお得といえる。
また、独自の“EZ Smart Response”ユーティリティーで、SRTの設定を超簡単に行なえるのもポイント。通常、SRTを使うにはOSインストール時にBIOSのHDD動作モードを“RAID”に設定する必要がある。しかし、同ユーティリティーはインストール後のモード変更を実現。OS再インストール不要で、SRTを構築できるので、自作PC初心者にもオススメだ。
さらに、本製品にはギガバイトの培ってきた独自技術や機能が満載。なかでも、BIOSの設定をマウスやタッチパネルを使って直感的に操作できる“Touch BIOS”が使い勝手抜群。見やすいアイコン操作で、CPUのオーバークロック設定や起動デバイスの変更なども手軽、簡単に行なえる。本製品は、多様なCore iマシンを自作できる1枚といえる。
●テスト環境
CPU:『Core i5-2500K』(3.3GHz)
メモリー:CFD 販売『W3U1333Q-4G』(PC10600 DDR3 4GB × 2 枚)
HDD: ウエスタンデジタル『WD Caviar Green WD20EARX』(2TB、SATA3)
OS:Windows7 Ultimate SP1(64 ビット、DSP 版)
SPEC | |
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チップセット | Intel Z68 |
対応CPU | Core i7/i5/i3-2000シリーズ、Pentium Gシリーズ |
対応ソケット | LGA1155 |
メモリースロット数 | 4(最大容量32GB、デュアルチャンネル) |
対応メモリー | DDR3(2133/1866/1600/1333/1066MHz) |
拡張スロット | PCI Express x16(2基、x16動作×1またはx8動作×2)、x1(3)、PCI(2) |
映像出力端子 | HDMI×1(解像度1920×1200) |
サウンド | 7.1チャンネル(Realtek ALC889) |
LAN | ギガビットLAN×1(Realtek RTL8111E) |
SATA | 8ポート(Intel Z68 SATA3×2、SATA2×4うち1ポートmSATAと共有、Marvell 88SE9172 SATA3×2) |
SSD | 20GB(mSATAに接続、Intel SSDMAESC020G2) |
インターフェース | USB 3.0×4(Etron EJ168×2、背面2、内部2)、USB 2.0×14(背面8、内部6)、IEEE 1394a×1(VIA VT6308、背面1、内部1)ほか |
この記事は7月21日発売の週刊アスキー増刊号『コアiパソコン自作最終案内』に掲載された内容を転載したものです。雑誌と合わせてお楽しみください!