僕は頑張ったでしょうか?
哀川のアニキがアジアを横断する!
「Vシネマの帝王」こと哀川 翔が、ラリーを題材にした映画「SS-エスエス-」に出演したのをきっかけにラリーに目覚め、国際C級ライセンスを取得してさまざまなラリー競技に出場しているのはご存じだろうか。ラリージャパンや、パイクスピークヒルクライムといった、国際的なイベントにも出場しているのである。
そんな哀川アニキが、今度はアジアクロスカントリーラリーに出場するとのことで、都内で記者発表が行なわれた。SUPER GTだけでなく、メロン号が戦うラリーを取り上げている電アスレース部としては、これは見逃せない! ということで、本日行なわれた記者会見の様子をレポートする。
アジアクロスカントリーラリーは通称・アジアンラリーと呼ばれ、東南アジアを舞台に展開するラリーレイド(砂漠やジャングルなどを走る耐久ラリー)だ。今年は8月6~11日までの6日間で1800kmの極悪路を走破する過酷な競技だ。スタートはタイのリゾート地・パタヤ、ゴールは世界遺産でもあるカンボジアのアンコールワットと、これら地名を聞くだけでもどれだけ走るのかが容易に想像できるだろう。
会場となったのは東京・世田谷にあるハイエースやランドクルーザーの専門店「FLEX」。このFLEXと組み「FLEX GEOLANDAR Show Aikawa World Rally Team」として、タフなラリーレイドで知られるアジアクロスカントリーラリーに挑むというのだ。アニキの愛機はトヨタが放つ若者向けSUV「FJクルーザー」。このクルマは元々北米向けの車種だったが、2010年末から日本でも発売されている。
エースドライバーは哀川アニキ、コ・ドライバーにはなんと日本を代表するラリースト、奴田原文雄選手が起用された。また、FLEX GEOLANDAR Show Aikawa World Rally Teamは2台体制で出場するのだが、2号車のステアリングを握るのは12回ものアジアクロスカントリーラリー参戦経験がある山本則博選手と、コ・ドライバーに辻本隆志選手。ベテラン選手のバックアップを受けて、道なき道に挑む!
哀川アニキは「目標は完走です。とにかく横転させないこと」と謙虚さを見せていたが、その鋭い視線の先には世界が見えていることだろう。
ちなみにFLEX GEOLANDAR Show Aikawa World Rally Teamには、電アスレース部マネージャーの増田さん(関連記事)が所属しているコードマスターズもスポンサードしており、ボディには最新作の「DiRT3」のロゴが貼られている。DiRT3は8月25日にコードマスターズからPS3/Xbox 360版が、今夏にイーフロンティアからPC版がそれぞれ発売されるぞ。
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