最強のコストパフォーマンスを誇るi5/i7搭載ノート!!
5万円台からのCore i5/i7搭載15.6型ノート「New Inspiron 15R」 (3/4)
2011年06月22日 12時00分更新
使いやすさはピカイチ!
テンキー付きアイソレーションキーボード
前モデルと比べて、New Inspiron 15Rのキーボードは圧倒的に使いやすくなった。キー同士が2〜3mm程度離れたアイソレーションキーボードが採用されているので、キーの押し間違いがグッと減るだろう。特に効果が高いのがファンクションキー周り。
通常のノートと同じくひと回り小さいファンクションキーが採用されているが、キーが離れているため非常に押しやすい。また、カーソルキーはほかのキーよりも広めの空きが確保されているので、かなり使いやすく感じた。
テンキーが付いていることも見逃せない。特に、Excelなど表計算ソフトをよく使うビジネスマンには必須の要素だ。エントリーモデルでありながら、これだけの操作性を兼ね備えているのは驚きである。
スペックを押さえて低価格を実現
最適なパッケージを選ぼう
New Inspiron 15Rは、基本的にスペック固定のパッケージ販売だ。BTOパソコンのようなパーツ組み換えには対応していないぶん、価格が抑えられている。
全パッケージ共通の仕様としては、OSにWindows 7 Home Premium 64ビット版を採用。ディスプレーは15.6型(1366×768ドット)で、HDD容量は640GBだ。グラフィック機能はIntel HD Graphics 3000を利用する。
各パッケージは、それぞれ以下の点で異なる。
- 搭載CPUがCore i5-2410M、またはCore i7-2630QM
- 光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、またはBlu-ray Discドライブ
- 「Microsoft Office Home and Business 2010」の有無
- メモリーが4GB、または6GB
最小構成にあたる「New Inspiron 15R 最新プロセッサーベーシックパッケージ」の場合は、直販価格5万8980円(2011年6月18日現在)とかなりお買い得。CPUがCore i5、さらにDVDスーパーマルチドライブと抑え気味のスペックだが、前述の「マシンとしての使いやすさ」を考えればアリだろう。しかし予算が許すなら、「New Inspiron 15R 最新高速プロセッサープラチナ+特別Officeパッケージ」、または「New Inspiron 15R 最新高速プロセッサープラチナパッケージ」といったパッケージを選びたい。この構成と使いやすさなら、今後数年は戦える。
続いて、インターフェース類について。外付け機器用にはUSB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2(うちひとつはeSATA/USB 2.0コンボ端子)を用意。映像出力用にはアナログRGB端子とHDMI 1.4端子を採用している。ネットワーク機能は、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、1000BASE-T対応Gigabit Ethernet、Bluetooth 3.0+HSといった構成だ。
構成としては標準的だが、エンターテインメントノート「New XPS 15」(関連記事)に比べて、USB 2.0端子が1つ多いのが特徴的だ。おそらく、プリンターやマウスなどの周辺機器を接続する機会の多いビジネス用を考えてのことだろう。あれこれ接続する機会の多い人にとっては、端子ひとつでも魅力的だ。
そのほか、1280×720ドット表示が可能なHD ウェブカメラ、サウンド面では「SRS Premium Sound」など、構成は標準的だが1ランク上のパーツ/機能が採用されている点にも注目したい。