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ニートたちが主人公

アニメ「神様のメモ帳」のキャストインタビュー!

2011年06月15日 21時00分更新

文● 伊藤 真広

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――「神様のメモ帳の」見どころを教えてください。

松岡:見どころは、映像化するにあたりオリジナル要素を追加したりしているので、小説を読まれている方でも新鮮な気持ちで作品を楽しんでいただけます。もちろん原作を読んでいない方もお楽しみいただけます。
小倉:いろいろな事件が起きるなかで、アリスやニート探偵の仲間たちの役割分担が決まっているので、どんどん解決していく様子が一番の見どころです。あと、すごくシリアスな場面や最後に感動できる要素もあるので、そういった点も注目してください。
茅野:彩夏は、オリジナル要素が特に多いので、小説では楽しめないところを、アニメで楽しんでいただきたいなと思います。
櫻井:今って情報社会じゃないですか。嘘と本当が一緒くたになっていて、どれがいったい真実なのかわからないところがありますが、有名な人も「真実は1つ」と言っているようにアリス率いるニートたちが、1つの真実を見つけ出す様子を描いた素晴らしい作品になっています。
宮田:様々な難事件がニート探偵事務所に舞い込んでくるんですけれど、ただ単に依頼を解決するのではなく、裏側に隠された人間模様や心理描写が見どころだと思います。まだ、収録が始まったばかりなので、どんな展開になっていくのか僕も楽しみにしながら演じさせていただいます。
小野:四代目の小野大輔です。僕は初代です。これを言っている間に考えています……。

――静まるインタビュー会場――

小野:原作も読み進めていくにつれて、それぞれのキャラクターの背景が出てくることがドラマを作っています。アニメでも最初はそういった背景がわからないと思うんですよね。それが見ていくにつれて、台詞で説明されているわけではないんですけど、みなさんのお芝居や空気感で、それぞれのキャラクターが解る。ミステリアスに感じられるかもしれませんが、登場人物の熱とか思いとかが自然に伝わるので、暖かいいい気持ちにさせてくれる作品だなと思います。荒っぽい役ですが、大切に演じさせていただいております。
生天目:私的にはアリスって凄い可愛い女の子にニートたちが振り回されているのが面白いなと思っています。実際、可愛らしい若い女の子におっさんたちがみんな……おにいさんたちがみんな、いいように扱われているのが楽しいなって思いました。ミンさんは事件の本筋にはあまりかかわらず、みんなが帰ってくる場所として存在している人間なので、そういう面で楽しんでいただければと思います。
松風:実際の現実でも、大事件が起きたときにリアルタイムでその映像などを見ることができる時代になっているじゃないですか。そのリアリティがあるところをテーマにしているのと、アリスがニート探偵の趣旨とか、いいことを言うんです。そのいいところを言う時もあれば、すごく駄目な時の両方を持っているところが、この作品の面白いところかなと思います。

(次ページへ続く)

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