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2010 年度通販売上高、0.9%減の1兆4840億円

2011年05月30日 10時10分更新

記事提供:通販通信

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 日本通信販売協会は5月26日、「2010年度(2010年4月~2011年3月)の通信販売売上高調査」結果の総括を発表した。

 2010 年度の売上高は、対象129 社計で前年同期比0.9%減の1兆4840億7800 円となった。上半期は同1.1%減、下半期は概ねプラスで推移していたものの、3月の震災の影響から同0.7%減となった。

 商品別にみると、「衣料品」「家庭用品」において上半期は前年を下回る月が多くみられたが、11月から震災前の2月までは前年比プラスで推移。「雑貨」はテレビショッピングで扱われる商品が多く含まれる分野であり、月によって増減差が激しいが、全体結果では同0.5%減とほぼ前年並の水準となった。

 内訳をみると、化粧品が6月度を除いた全ての月次で前年割れを記録するなど、減少傾向のみられる分野もある。また、健康食品を除いた食料品分野は3月度を除く全ての月で増加し、分類別では同5.8%増と、最も高い伸び率を示した。食料品分野は売上構成比でみると全体の4.6%と1 割に満たないものの、市場の拡大がうかがえた。

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