NTTドコモから発売予定の“Windows 7ケータイ”こと「F-07C」について、富士通が記者発表会を開催した。そのパソコンの部分について、少し詳しくチェックしてみた。
なお、発表会場で触った機材は製品前の試作機ということで、実際の製品とはスペックなどは異なる可能性がある。
F-07Cは、Windows 7 Home Premium(32bit版)が動作するパソコンモードと、iモードなどのサービスが利用できるケータイモードを切り替えて使用できる。
システムのプロパティを調べてみる
パソコンモード時のCPUはAtom(1.20GHz)で、これを600MHzで動作させている。チップセットは「Intel SM35 Express」で、グラフィックスはチップセット内蔵の「Intel GMA 600」となっている。
CPUの具体的なモデルナンバーは不明だが(スペックからするとZ650かZ515か?)、このプロセッサーとチップセットの組み合わせは本来インテルが想定していたものではなく、本機独特のものだと言う。そこまでしてこだわったのはCPUの消費電力で、省電力モードで動作させることで50%(1.5W)の電力カットを実現したそうだ。