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「Ultra Small Screen Tablet」は富士通フォーラム2015で展示中

F-07Cに後継! 280gで5.54型のWindows 8.1パソコンが参考出展

2015年05月15日 07時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 富士通は5月14日開始のプライベートイベント「富士通フォーラム2015」にて、Windows 8.1搭載で280gの5.54型スマホ風タブレットPC「Ultra Small Screen Tablet」を参考展示している。富士通フォーラム2015の会場は東京国際フォーラムで、開催は5月15日の18時まで。

280gのスマホ筐体にWindowsを搭載する「Ultra Small Screen Tablet」

 Ultra Small Screen Tabletは、OSとしてWindows Phoneではなく、世界中で多数使われているWindowsアプリケーションを利用できる“フルWindows(英語版Windows 8.1)”を搭載しつつも、スマートフォンのサイズを実現するPC。

モバイルOSではなく、Windows 8.1を搭載するPCが手のひらに

 富士通は2011年にWindows 7搭載でQWERTYキー付きのケータイ「F-07C」を発売しており、Ultra Small Screen Tabletが実際に販売されれば、4~5年ぶりのスマホPC復活となる(音声通話機能はなし)。

2011年にドコモ夏モデルとして登場した、Windows 7搭載スマホ「F-07C」。バッテリー駆動時間の短さが致命的だった

 参考出展されたUltra Small Screen Tabletのスペックは、CPUがAtomプロセッサー、メモリーが2GBで、ストレージは64GB eMMC。5.54型液晶ディスプレーの解像度は、フルHD(1920×1080ドット)だ。インターフェースとしてmicroSDカードスロット、Micro HDMI、Micro USBなどを搭載している。

 F-07Cは、1024×600ドットの4型液晶を搭載し、Atom Z600(1.2GHz品だが、600MHzで動作)で1GBメモリー、32GB eMMC、1400mAhだった。これに比べるとUltra Small Screen Tabletは、CPUが速くなるだけでなく、ディスプレーが大型化かつ高解像度化しており、メモリー容量は倍増する。このため、より快適なWindows利用が期待できそうだ。

業務用端末としての利用を想定

 なお、現時点で富士通が想定するUltra Small Screen Tabletの用途は、法人向け。顧客先でのプレゼンテーション、VoIP機能による電話会議、現場でのバイタル情報記録といったヘルスケアソリューション、検品や発注端末といった流通用途、ハンズフリーの点検作業などの保守・点検活用などを想定している。

 発売時期や価格などの詳細は未定。

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