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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第65回

見栄えのいい名刺やラベル、ステッカーを自作する技

2011年05月17日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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必要な時に必要なだけ名刺をプリントする

 オフ会や飲み会で知り合った相手と名刺交換することは多い。しかしプライベートな場だと、会社で使っている名刺を渡すのがためらわれることもあるだろう。そんな時は、オフ会用のシンプルな名刺を作成してしまおう。

 名刺に適したシートとテンプレートを使えば1枚からでも作成できるので、必要な時にすぐ用意できる。連絡先には携帯電話番号と、プライベートメールアドレスを載せておけばいいだろう。名刺の余白や裏面にアピールポイントなどをプリントしておけば、会話のフックとしても役立つ。

テンプレートから作りたい名刺のデザインを選ぶ

内容を変更して、適当なロゴ画像を配置したら完成

ここでは「A4判 / ちょっぴり厚めタイプ 各種プリンター兼用(51891)」(実売価格は440円)を利用した。印刷後は名刺部分を剥がしてばらばらにする。仕上がりは上々だ

 引っ越しや携帯の機種変更、ミスプリントなどで名刺の記載内容を訂正したいときには、いちいち刷り直すのではなく、修正シールで対応するとコストが抑えられる。「ラベルシール[プリンター兼用](31571)」は、5×90mmの細長いシールになっていて、下地を隠して修正できる。A4用紙で110枚プリントでき、12シート入って740円なので、1修正で0.6円と大量の修正でも安く済む。

製品番号を入れて細長い用紙を選び、修正したい文字を入力するだけ

名刺の電話番号とURLを修正してみた

ファイルや備品の管理に役立つ

 職場にはバインダーやクリアファイル、ラックに文書カゴなど、さまざまな紙の収納場所がある。ペーパーレスを進めているSOHOな事業者でさえ、まだまだ相当量の紙文書が必要だ。個人なら茶封筒で分類して、手書きで内容をメモするようなこともできるが、人が来るオフィスでは恥ずかしいし、読みにくいと管理に支障を来たすこともある。できれば、きれいでわかりやすいラベルを貼りたいところだ。

大判のバインダーなら「ファイル背面用ラベルシール[プリンター兼用](31421)」(実売価格は740円)

 バインダーにはいろいろなサイズがあるが、ラベル製品も多数ラインナップされているので、ぴったりのサイズが見つかるはずだ。作成もフリーソフトで手軽に作れる。ただし大きなラベルの場合、文字だけだと少し寂しい。会社のロゴ画像や分類内容に合ったアイコンなども配置するといいだろう。

 筆者の事務所には、新旧合わせて膨大な数のPCパーツやケーブル類が山積している。いつか撮影やテストに使うかもしれないので、うかつに捨てられないのだ。しかも、メーカーから新製品や試作品を借りてテストすることもある。効率的に作業するには、きちんとした物の管理が重要になるのだ。

 そこで段ボールやケースに管理票を付けるのだが、これもプリントすると見栄えがいい。プリント面の耐久性が不要な場合は、「ラベルシール[プリンター兼用](72202)」を利用する。実売価格は740円で44枚入っているので、1枚あたり約17円。フォーマットをコピーして手書きし、セロテープで固定するような手間を考えれば十分見合うコストだ。セロテープだと剥がれてしまうことがあるが、ラベルシールなら全面が貼り付くので、そんな心配もない。

大判のラベルに内容物を印刷。見栄えがよく、内容も一目瞭然

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