4月27日、ユニアデックスはメール暗号化のクラウドサービス「メール暗号化サービス」の開始を発表した。
これはメールの本文と添付ファイルをメール送信経路上で強制的に暗号化するサービス。メールの受信者は、後から送付されるパスワードにより復号を行なう。クラウド上で処理を行なうため、サーバーなどの運用管理や機器管理、急激なメール数の増加によるリソースの追加投資などは不要だ。
サービスの種類は、一般的な「ZIP暗号化」方式を採用した標準タイプ、NTTと三菱電機が開発した「Camellia(カメリア)暗号」を採用したオプションタイプの2種類。標準タイプのサービス料金が月額126円/ID、Camellia暗号を追加する場合が月額178円/IDとなる(いずれも税込)。
暗号化のルールは、宛先ごとだけでなく、送信元をグループ化することにより、送信元と宛先の任意に組み合わせて暗号化ルールを設定できる。さらに、グループ所属メールアドレスのCSVファイルによる一括登録、宛先条件へのワイルドカード使用が可能で、管理オペレーションの負荷軽減を図れるという。