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大容量ファイル送受信システム「DAX」も新版登場!

Webメールでここまで使いやすく!HTML5対応の新「Denbun」

2011年04月25日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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4月22日、ネオジャパンはPOP3とIMAP4に対応したWebメールシステム「Denbun(デンブン)」の最新バージョン「Denbun POP版/IMAP版 Version 3」(以下、Denbun 3)を発表した。また、大容量ファイル送受信を可能にする「desknet's DAX」も新版が投入された。

操作性の向上に加え、誤送信防止や日英翻訳も

 発表会の冒頭、ネオジャパン マーケティング統括部 プロダクトマーケティング担当である山田志貴氏がDenbunの概要と新機能紹介、デモの披露などを行なった。Denbunはdesknet'sシリーズのWebメールシステムで、Webブラウザを使ってPOP3やIMAP4経由でメールの送受信を行なえる。2007年から製品の販売を行なっており、iモード端末やiPhone/Android端末用の専用アプリも提供している。累計で5万8000ユーザーが利用しているという。

ネオジャパン マーケティング統括部 プロダクトマーケティング担当 山田志貴氏

 DenbunはWebブラウザ上においても高い操作性を実現しているのが大きな特徴になっている。「もともとライバルはOutlookのようなクライアント型アプリ。こうしたPC用のメールクライアントに負けない使いやすさを追求している」(山田氏)ということで、ドラッグ&ドロップのメール整理や右クリックメニュー、ダブルクリック操作など、Webメールでありながら、Windowsアプリケーションと同じような操作性をAjaxなどで実現してきた。

 新バージョンのDenbun 3では、HTML5を用いることで、使いやすさに磨きをかけた。カーソルキーやショートカットキーによるメール処理、最近のノートPCなど「横に広い画面」の有効活用、ファイルの一括ダウンロードなども可能になっている。「見た目は多少変わりますが、使える機能に違いはありません」(山田氏)ということで、異なるWebブラウザでも同じ操作感が実現するという。

HTML5を使ってPC向けメールクライアントと同じような操作性を実現

 また、メールの誤送信防止も搭載された。これは管理者が任意に保留時間を設定しておくと、送信を取り消せる。さらにポータルサイトの「Excite」のサービスとの連携で、送受信メールの日英翻訳に対応した。これは有料オプションとして提供されるもので、「翻訳」ボタンを押すことで、受信メールを日本語に翻訳したり、送信メールを英訳できるという。

メール送信の横に「取り消し」リンクが用意されるExciteのサービスを用いた英日翻訳の機能

 製品はPOP版とIMAP版が用意されており、60日間の試用が可能だという。POP版は専用データベース内でメールを管理するもので、他社には意外とないとのこと。「はじめてのWebメールでも入れてみようという顧客に最適」(山田氏)だという。価格は10ユーザー4万1790円(税込)からで、かなり低廉となっている。日英翻訳は7月31日までの3ヶ月間無償で提供され、価格や申し込み方などはエキサイトから後日発表されるという。

CTCもお墨付き!大容量ファイル送受信システム「DAX」も新版

 もう1つの新製品として、大容量のファイルを送受信する「desknet's DAX」(以下、DAX)の新バージョン「desknet's DAX Version 3」も発表された。大容量ファイルのやりとりに関しては、電子メールやFTP、CD/DVDなどのメディア、ストレージサービスなどさまざまな方法があるが、セキュリティやコスト面で満足できないことも多い。これに対してDAXでは、Webブラウザから対象のユーザーに対して安全に大容量ファイルの送信できる。こちらも2007年から発売されており、累計2万5000ユーザーの顧客を持つという。

 新バージョンでは、ファイルをDAX経由で受け取る機能が追加された。これは送信元のユーザーがDAXからアップロードを依頼する相手にメールを送ると、相手にアップロード用のURLが送られる。受け取ったユーザーはWebブラウザ経由で指定のURLでファイルを送信すればよい。さらにInternet Explorerのみの機能として、To、CC、BCCの指定に対応しメールに近い形で送ることが可能になった。また、DAXでもファイル誤送信防止に対応し、管理者が決めた一定時間送信を保留できる。価格は10ユーザーで6万2790円(税込)となる。

送信だけではなく受け取り機能が追加された

 発表会の最後には、大手SIerであるCTCによるDAXの導入事例も紹介された。それによるとCTCはメールシステムのリプレースを検討するにあたって、大容量ファイルをやりとりするにあたって存在する誤送信、セキュリティ、外部メディアを使った際のコストや手間などのリスクを洗い出したという。こうした課題を解決するため、2008年に導入されたのがDAXで、現在は「eCARGO」という名前で、顧客とのファイルのやり取りにおいて標準的に用いられているという。当初は客先にURLだけ送るという点にとまどいがあったらしいが、その後は顧客からeCARGOでの送受信を指定されるようになったという。新バージョンでのファイルの受け取り機能も、CTCから機能強化の要望を出した内容が反映されたとのことだ。

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