アスクルが3月24日に発表した2011年5月期第3四半期決算短信によると、売上高は前年同期比4.4%増の1451億6600万円、営業利益は同18.5%減の40億8600万円、経常利益は同18.3%減の40億2600万円、当期利益は同55.1%減の11億3400万円となった。
売上高は、昨年の猛暑の影響で飲料の売り上げが伸張したことや、ウェブ専用商材の拡充によりオフィス家具が堅調に推移したことなどから増収となった。
売上総利益については、新型インフルエンザ対策として取り扱っているマスクの在庫評価損を計上したことから、前年同期と比較して微増に留まり、0.8ポイント減の22.7%となった。
販売費および一般管理費は、主にソフトウエア償却費の業務統合システム関連費用の増加や、連結子会社アスマルの新個人向けサイト立ち上げに伴う費用の増加により同4.3%増の289億円となった。