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日立のHDD事業「HGST」が米Western Digitalに売却!

2011年03月07日 22時15分更新

文● ASCII.jp編集部

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 日立製作所は7日、同社のハードディスク(HDD)事業を米Western Digital(WD)に譲渡すると発表した。

秋葉原のパーツショップで販売されている、HGST製HDDのリテールパッケージ品

 日立のHDD事業は、2003年に米IBMのHDD事業子会社を買収して「日立グローバルストレージテクノロジーズ」(HGST)として以来営まれていたもの。今回の譲渡合意では、HGSTの持ち株会社で日立の100%子会社であるヴィヴィティテクノロジーズの株式を、WDが現金35億ドルとWDの株式2500万株(約7億5000万ドル相当)で買収するとしている。

 この買収により、日立はWDの発行済み株式の10%を保有することになるほか、日立からWD側に2名の取締役を就任させることになる。HGSTの社長兼CEOであるスティーブ・ミリガン氏は、WDの経営陣に加わる予定。買収完了は2011年9月末までの予定。

 HGSTのHDDと言えば、製品ラインナップが充実してPC自作ファンの中でも人気が高いだけに、今回の買収は波紋を呼びそうだ。買収後のWDの製品展開に注目したい。

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