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iPhoneの端末認証、パブリックルート署名サービスに対応

iPhone端末認証に対応したプライベートCA Gléasの新版

2011年03月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月7日、JCCH・セキュリティ・ソリューション・システムズ(JS3)は、プライベート認証局製品である「プライベート CA Gléas」の最新バージョン1.8の販売を、3月31日から開始すると発表した。

「プライベート CA Gléas」の最新バージョン1.8を発表

 最新バージョンでは要望が多かったiPhone端末認証(iPhone Over-the-Air Enrollment:以下、OTA)への対応およびGMOグローバルサインのパブリックルート証明サービスへの対応を行なった。

 iPhone OTA対応により、iOSデバイスへの構成プロファイルおよびクライアント証明書配布機能を強化。対象となるiPhone/iPadの端末識別情報を取得し、接続デバイスが許可されたものかどうかを厳密に確認した後に、鍵の生成と証明書の発行ができる。これによりユーザー認証のほか端末認証によってセキュリティ強化が実現した。

 GMOグローバルサインのパブリックルート署名サービスの対応を行ない、パブリックな証明書の発行が可能となった。発行された証明書は、各種OS・携帯電話などで信頼されるものとして認識し、不特定の相手とのやりとりに効果的だという。

 以下の機能追加や改善なども実施された。

  • マルチテナント機能の向上
  • 制限ユーザでの証明書インポート
  • iPhoneのオンデマンドVPNに対応
  • 対応デバイス追加(Android、FOMA)

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