「StorMagic SvSAN」を採用のSmart Virtualization Packがいよいよ登場!
ネットワールド、共有ストレージ不要の低価格仮想化パッケージ
2011年02月28日 06時00分更新
2月25日、ネットワールドはサーバー内蔵ストレージを利用することにより、低価格化を実現した仮想化環境のパッケージ「Smart Virtualization Pack(SVP)」を3月1日に発売する。298万円から導入可能でありながら、冗長化による信頼性も実現するのが特徴だ。
SVPでは、同社が2010年12月1日に国内投入を発表している英ストアマジック(StorMagic)の「StorMagic SvSAN」を採用する。SvSANは、vSphereサーバーのローカルディスクの空き容量をiSCSIの共有ストレージと使えるようにするソフトウェアだ。物理サーバ上のデータストアを同期する機能があり、通常は外付け共有ストレージが必須となる「VMware HA」や「VMware vMotion」も、2台のvSphereサーバーだけで実現できる。
SVPは、SvSANを利用する事で高額な外付けストレージを不要とし、最低価格298万円からという低価格で仮想化環境の構築を可能とするパッケージ製品だ。サーバー仮想化向けの「SVP for VMware vSphere」、20~70人程度の小規模なシンクライアント化に最適な「SVP for Citrix XenDesktop」および「SVP for VMware View」があり、サーバとクライアント両方の仮想化ニーズに対応する。
価格(税別)は、SVP for VMware vSphereが298万円から、SVP for Citrix XenDesktopとSVP for VMware Viewが498万円からとなる。