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ASUSTeK「ENGTX580 DCII/2DIS/1536MD5」

3スロット占有大型クーラー採用の「GTX 580」が登場

2011年02月24日 22時29分更新

文● 増田

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 3スロット占有の大型VGAクーラー「DirectCU II」を採用する「GeForce GTX 580」搭載ビデオカード「ENGTX580 DCII/2DIS/1536MD5」がASUSTeKから発売となった。

今日から販売が始まったASUSTeKの「GeForce GTX 580」搭載ビデオカード「ENGTX580 DCII/2DIS/1536MD5」

 DirectCU IIは、ヒートパイプをGPUに密着させることで熱移動の効率を大幅に向上した、ASUSTeKオリジナルのビデオカード用クーラー。3スロット占有の大型サイズにすることで、放熱フィンサイズの大型化に成功。2スロットタイプのクーラーと比較して大幅に放熱量を高めている。さらに、フィン全体にまんべんなくエアを送れるデュアルファンを採用し、ビデオカード用クーラーとしては最高レベルの強力な冷却性能を実現するとしている。

3スロット占有の大型サイズ採用により、放熱フィンサイズの大型化に成功。ブラケット部もリファレンス仕様と異なりDVI-I×2/HDMI/DisplayPortという構成になっている

 また、ASUSTeKオリジナルのビデオカード用電源回路「Super Alloy Power」を採用し、チョークコイル(Super Alloy Choke)は、オリジナル素材の使用に加えて高密度製造によって最高35℃に低温化。コンデンサ(Super Alloy Capacitor)は、最高2.5倍の長寿命化を実現している。MOSFET(Super Alloy MOS)は、対応電圧を30%拡大し、GPU用コンデンサ(SAP CAP)は、オーバークロック時の安定性を最高28%アップしている。
 さらに電力管理チップのSuper Hybrid Engineが電源回路を制御することで、GPUの動作状態に応じてリアルタイムに自動でパフォーマンス重視のハイパワーモードと、省電力重視のエコモードを切り替える(各部品の性能向上の数値はリファレンス設計と比較した場合の数値)。

補助電源

PCI Express補助電源が8ピン+8ピン(通常は8ピン+6ピン)となる。購入前に自分の環境をよく確認しておきたい

 主なスペックは、コア/メモリクロックが782MHz/4008MHz(定格は772MHz/4008MHz)で、搭載メモリはGDDR5 1536MB。ブラケット部はDVI-I×2/HDMI/DisplayPortという構成。付属品はDVI→D-SUB変換コネクタや6pin(x2)→8pin電源変換ケーブル、SLIブリッジケーブルなど。ちなみに、同モデルはPCI Express補助電源が8ピン+8ピン(通常は8ピン+6ピン)となるので、購入前によく確認しておきたい。
 価格および販売ショップは以下の通りだ。

背面にはNEC TOKIN製プロードライザを搭載しているのも確認できる。その他、ASUSオリジナルのビデオカード用電源回路「Super Alloy Power」を採用している

価格ショップ
「ENGTX580 DCII/2DIS/1536MD5」
¥53,970フェイス秋葉原本店
¥53,980TWOTOP秋葉原本店
¥54,800クレバリー1号店
¥54,980アーク
ソフマップリユース総合館
ツクモパソコン本店
TSUKUMO eX.
¥56,800ZOA秋葉原本店

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