1月6日(日本時間)、「Mac OS X v10.6.6 アップデート」に含まれる形で、Mac用アプリケーションダウンロードセンター「Mac App Store」が公開された。早速、アプリケーションを購入したので、その一部始終をご報告しよう。
まずはMac OS X 10.6.6にアップデート
Mac App Storeは、すでにiOSデバイス向けに提供されているアプリのダウンロードセンター「App Store」のMac OS X版だ。登録されるソフトはすべてAppleの事前審査を必要とし、有償の場合は売上の7割を出品者が受け取る、といった運営ルールもApp Storeに準じている。2010年10月に実施されたイベント「Back to the Mac」でアナウンスされ、90日以内のオープンが約束されていたものだ(関連記事)。
Mac App Storeは「Mac OS X v10.6.6 アップデート」の一部として提供され、アップデート完了後にはDockの左端近くにアイコンが登録される。iTunes内に存在するApp Storeとは異なる、独立したアプリケーションバンドル(App Store.app)だ。
起動すると、一定間隔で入れ替わる巨大なバナーが目に入る。そのすぐ下には「ニューリリースと注目作品」が配置され、横にはカテゴリー選択などに使う「クイックリンク」が見える。あとは有料/無料別のダウンロード件数トップテンの欄、「What's Hot」といくつかの小さなバナー、そして「スタッフのお気に入り」がトップページの構成要素だ。
ページの切り替えは、ウィンドウ上部にあるツールバーに配置された5つのボタンで行なう。トップページとして機能する「特集」のほかは、ダウンロード件数を有料/無料/全体の3分類で上位12位まで表示する「トップチャート」、ビジネスや開発ツールなど21の分野別にアプリケーションを表示する「カテゴリ」、Mac App Store経由でダウンロードしたアプリケーションをリストアップする「購入済み」、そしてアップデータの存在をチェックする「アップデート」で構成されている。
アプリケーションの詳細情報を表示すると、スクリーンショットやカスタマー評価などを参照できる。星印アイコンを使ったレーティングや、「このレビューは参考になりましたか? はい|いいえ」といったレビューの使い方も、App Storeと同様だ。
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