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マカフィー、マルウェアの23%がスケアウェアと発表

サイバー犯罪者、スケアウェアで毎年数億ドルを荒稼ぎ

2010年11月09日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月8日、マカフィーは、スケアウェアが全マルウェアの23%に到達していると発表した。

スケアウェアが全マルウェアの23%に到達しているという

 スケアウェアとは無料を謳った偽セキュリティソフト。有害なサイトに誘導し、ユーザーに対して身代金を要求するといったもので、近年被害が増えている。同社によれば、2009年3月~2010年5月の間、15万件の危険なリンクのうち、23%以上がスケアウェアの配布を目的として作成されたとのこと。

 また、サイバー犯罪者は、ユーザーのクレジットカード番号を入手やユーザーのPCをマルウェアに感染させ遠隔操作を可能にするため、スケアウェアを活用。サイバー犯罪者はスケアウェアを活用し、毎年数億ドルを荒稼ぎしているという。

 こうしたスケアウェアの犠牲にならないためには、危険なポップアップを避けるため、Webブラウザーでポップアップブロッカーを必ず使用する。ポップアップウィンドウやバナー広告、疑わしいWebサイト経由でセキュリティソフトをダウンロードしない。セキュリティソフトは、信頼できるベンダーの製品を購入するなどの対策を推奨している。

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