ヤマトホールディングスは10月21日、中国香港における宅急便事業、コレクト事業の開始ならびに、子会社の設立を発表した。
同社は事業開始の理由として、香港は古くから金融や流通などのサービス業が発達し、一人当たりGDPも高いアジア有数の都市だが、「宅急便」に類似した高品質な物流サービスが存在していないと指摘。日本で培った「時間帯お届けサービス」や「冷蔵冷凍対応」、「代金決済サービス」を核とし、日本流の高品質な物流サービスを展開することで、新しい産業創出および雇用の活性化を実現する。
事業開始時の設備投資額は、車両、施設など約2億7000万円(香港ヤマトデベロップメントより支出)。