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ソニーのミラーレス一眼「NEX」を使いこなす! 第9回

強力なライバル出現!? α33 vs NEX-3

2010年09月09日 12時00分更新

文● 周防克弥

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機能面の最大の違いはAFの速さ

 撮影機能に関しては若干の違いがあり、α33では合成機能まで含めた「オートアドバンス」モードがある。シーンを自動的に認識するのはNEX-3でも「おまかせオート」が搭載されているが、α33ではHDR合成や手持ち夜景の合成なども含まれる。オートHDRや手持ち夜景時の合成機能そのものはNEX-3でも装備されているので是非ともNEX-3に欲しい機能だ。ソフトウェアアップデートでなんとかならないものだろうか?

連続撮影優先AEモード(連写アイコンに7の数字が書いてあるモード)で秒間7コマの連写ができる。「AUTO+」となっているのが「オートアドバンス」モード。通常のフルオートとは別に用意されている

連続撮影優先AEモード(連写アイコンに7の数字が書いてあるモード)で秒間7コマの連写ができる。「AUTO+」となっているのが「オートアドバンス」モード。通常のフルオートとは別に用意されている

マルチショットノイズリダクションはNEX-3にはない機能。最高感度ISO 25600まで設定可能になる。6回連写して合成するため、ノイズの少ない高感度撮影ができる。露出は足し算なので簡単に言えば、ISO 100の写真を6枚重ねればISO 600の写真になる。言いかえればISO 100の画質でISO 600の画像を得ることができる

マルチショットノイズリダクションはNEX-3にはない機能。最高感度ISO 25600まで設定可能になる。6回連写して合成するため、ノイズの少ない高感度撮影ができる。露出は足し算なので簡単に言えば、ISO 100の写真を6枚重ねればISO 600の写真になる。言いかえればISO 100の画質でISO 600の画像を得ることができる

 最大の差はα33に搭載されている「トランスルーセントミラー・テクノロジー」だ。このシステムのおかげでα33では常時位相差検出方式のAFが動作している。少し触っただけでもNEX-3に比べて速くAFが動作するのがわかる。特に顕著なのは動画撮影時だ。動画撮影中のAF駆動スピードはピカイチといっていいだろう。

 この位相差検出方式のAFが常時動作しているのと、透過ミラーを採用しているため、高速に連写できるのも特徴だ。秒間7コマとかなり速い連写が可能な上、連写中でも常にAFが動作し、追従しているのがすごい。


肝心のインターフェイスを比べる

α33は十字キーがメインになっている。左上のボタンでメニューを呼び出し、十字キーとその中心のボタンを使用する。十字キーに割り当てられているのは使用頻度の高いと思われる項目。上面に液晶とEVFの切り替えボタン、D-RANGEの呼び出しボタンがあるが、液晶の切り替えは基本オートでいいし、D-RANGEはFnキーでの呼び出し機能でカバーできる

α33は十字キーがメインになっている。左上のボタンでメニューを呼び出し、十字キーとその中心のボタンを使用する。十字キーに割り当てられているのは使用頻度の高いと思われる項目。上面に液晶とEVFの切り替えボタン、D-RANGEの呼び出しボタンがあるが、液晶の切り替えは基本オートでいいし、D-RANGEはFnキーでの呼び出し機能でカバーできる

NEX-3はボタンが少なくシンプル。十字キーの動作も可能なコントロールホイールはダイアル操作で様々なパラメータ変更に使うが、クリック感が軽く、回転も軽いので意図せず回ってしまうこともある

NEX-3はボタンが少なくシンプル。十字キーの動作も可能なコントロールホイールはダイアル操作で様々なパラメータ変更に使うが、クリック感が軽く、回転も軽いので意図せず回ってしまうこともある

 ここからが今回の本題。NEX-3とα33のインターフェイスの比較だ。同じメーカーのカメラなのにインターフェイス周りはかなり違う。いままでも散々書いてきたがNEX-3のインターフェイスは正直良くない。ではα33は? と言うと、これは結構良くできている。

 α33ではシャッターボタンの先端部分にダイアル操作のできる「コントロールダイアル」、上面に「ダイナミックレンジボタン」「ファインダー液晶モニター切り替えボタン」がある。

 さらに、背面の斜めにカットされた部分に「動画ボタン」「露出補正ボタン」(縮小兼用)「AEロックボタン」(拡大兼用)「メニューボタン」があり、背面には「ファンクションボタン」「再生ボタン」「削除ボタン」、十字キーになっている「コントロールボタン」とその中央の「実行ボタン」がある。

 NEX-3は上面に「再生ボタン」、後方斜めにカットされた部分に「動画ボタン」、背面側にダイアル操作のできる「コントロールホイール」があり、コントロールホイールは十字キーとしても動作する。

 その真ん中とコントロールホイールの上下に「ソフトキー」が3つ。少ないが必要十分な数である。特に決まった機能を持たないソフトキーが3つあるため、カメラの状況によって色々な機能を割り当てることができる。


メインメニューの比較

α33では「Fn」ボタンを押すことでメニューに素早くアクセスできる。あくまでもNEX-3に比べてだが、格段に操作はしやくすなる。呼び出すための「Fn」ボタンと選択用に十字キー、変更にダイアル、詳細/決定用に実行ボタンがあればよい。NEX-3でもボタンやダイアルの数は十分に足りてる気がする

モードダイアルのないNEX-3では様々な操作をメニュー経由で行なう必要がある。設定変更を頻繁に行なうにはやや使いにくいインターフェイスになっている

モードダイアルのないNEX-3では様々な操作をメニュー経由で行なう必要がある。設定変更を頻繁に行なうにはやや使いにくいインターフェイスになっている

 NEX-3は、様々な操作をメニューにアクセスして行わなければならないため、なかなか気軽に変更をする気になれない。一方でα33は「Fn」キーによる機能の呼び出しがかなり使いやすい。α33のインターフェイスが最高なわけではないが、「Fn」キーの機能だけでもNEXのソフトウェアアップデートでどうにか対応してもらえないものかと思った。

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