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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第29回

月額70円で独自ドメインのメールを運用する技

2010年08月31日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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Google Appsのアカウントと独自ドメインを取得する

 独自ドメインを契約しても、ドメインを自分で利用する権利が手に入るだけだ。メールアドレスやウェブサイトで利用するには、サーバーが必要だ。レンタルサーバーを借りたり、自分でサーバーを構築する方法もあるが、初心者ならGoogle Appsの利用をお勧めする。個人的な利用なら、独自ドメインのアカウントでGmailが使えるようになるのだ。アカウントごとのメールボックスは約7.5GBと、通常のGmailと同じで、利用料はなんと無料。

 Google Appsを経由して独自ドメインを取得すれば、設定も簡単。以前はこのサービスで独自ドメインを取得すると、WHOISサービスで個人情報(氏名や住所など)が表示されてしまったが、現在では隠すこともできる。ドメインの費用は10ドルで、クレジットカードで支払う。契約は1年更新だ。

Google Appsの申し込み

Google Appsのウェブサイトを開き、右ペイン下の方にある「Standard Edition」のリンク(赤枠内)をクリック

Google Appsの申し込み

Standard Editionを利用するなら「開始方法」(赤枠内)をクリック

 独自ドメインは末永く使うので、名前や組織名などシンプルな文字列にしよう。とはいえ、.comなど老舗で定番のドメインは、たいていの単語がすでに利用されているので登録できない。そんな時は.bizや.infoで探そう。ちょっと珍しい名字なら、残っていることが多い。

 それでも見つからないなら、yanagiyatのようにイニシャルを続けたり、avant-gardeのようにハイフンを挟んで探してみよう。

Google Appsの申し込み

「ドメイン名を購入する」をクリックする。ほかのレジストラで取得済みの場合は、「既存のドメイン名を使用する」に入力する

Google Appsの申し込み

利用したいドメイン名を入力し、「使用できるか確認」をクリックする

Google Appsの申し込み

登録できるようなら申し込み。今回はhcsj.infoというドメインを取得してみる

Google Appsの申し込み

Gmailアカウントでログインして、料金を支払い。クレジットカードで支払う

Google Appsの設定

Gmailにドメイン登録の確認メールが届くので、Google Appsを開いて設定する。まずは管理者アカウントを設定する

Google Appsの設定

ダッシュボード(管理画面)が開く。支払いの確認が取れるまで、上に「準備中~」のメッセージが表示されるが、すでにメールは利用できる

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