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ひと夏の体験!激速PCと激安のアレで彼女のハートを掴むぜ!

2010年08月14日 12時00分更新

文● 藤山 哲人

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滑らかな胸の揺れを再現する3Dメガネ対応ビデオカード

 デジタルテレビも立体映像で盛り上がりを見せているが、PCで立体映像と言えば「NVIDIA 3D Vision」。となれば、GeForce GTX460搭載が基本だろう。しかもマザーボードと同じEVGAからコイツを搭載した「768-P3-1360-KR」が発売されていたので、お揃いで買ってみた。同じメーカーなら、ブッ差してうまく動かねー!なーんてことがないからだ。とくにマザボにはオンボードビデオが載ってないので、コレ最重要課題。

EVGA「GeForce GTX 460 768MB」(768-P3-1360-KR)

●実売価格:1万9800円前後
●URL:http://www.links.co.jp/items/evga-nvidia/768p31360kr.html

NVIDIAの最新GPU「GeForce GTX 460」を搭載したEVGA製のビデオカード「768-P3-1360-KR」。GeForce GTX 460は搭載メモリ1GB版と768MBがあるが、これは768MB版だ

 スペック的には、先の通りGPUがGeForce GTX460で、メモリはGDDR5 768MBとなっている。ストリーミングプロセッサが336基あるので、胸の揺れなんて200fpsぐらいで再生できちゃうんじゃない? うほー!楽しみ! DirextX 11と一般ではあんまり使われないけど、使ってるトコは使い込んでいるOpenGL 4.0にも対応している。
 バスの方はPCI Express 2.0(1.1にも対応)で、16レーンで16GB/s。こりゃ胸とかいったレベルじゃなくて、ファイナルファンタジー14もサックサクってレベルじゃん? もちろん、マルチGPUのSLIに対応して(マザボ側は3-Wayまで対応)いるので、複数のGPUを並列処理できるけど、今までファンレスの4000円のビデオカードを使ってた筆者にはオーバースペックかも?
 あと、面白どころと言えば、マザー同様にGPUもオーバークロックしてまえ!という心意気で、各種のオーバークロックツールが添付されているところ。なんでもコアクロック、シェーダークロック、メモリクロック、ファンスピードなどをソフトウェアで簡単に変えられるっていうシロモノだ。これは、仕事の暇を見て色々楽しんでみよう。

うーん。2スロット占有するビデオカードなんて初めて買った(笑)

出力はDVI2系統に加え、ミニHDMI出力も用意されている

 またコレも筆者にはオーバースペックだけど、DVIケーブルを2本並列につなぎ2560×1600ピクセルの映像をスムーズに表示させるデュアルリンクにも対応している。ここまで解像度高いと、女の子の毛穴どころか汗腺とかも見えるかも?
 で! 最重要課題なのが「NVIDIA 3D VISION」だ。3Dメガネをかけると、飛び出して見えるってアレ。もちろん「リアル彼女」の胸を楽しむために選んだグラボなので、NVIDIA 3D VISIONにも完全対応だ。

 さあ!これでタユン!たゆん!をプレイできるぜ!

 と思ったら「NVIDIA 3D VISIONに対応したディスプレイも必要ですよ」と店員さん。うぉーいっ!そーゆーことは、早く言わんかい! ということで、Acerの23.6インチフルHD液晶ディスプレイ「GD245HQ」も買ってきた。3D環境をゼロから作ると、かなり出費がかさむけど、ディスプレイの中で彼女と戯れられるなら安いもんだ。
 っつーか、リアルの女の子と付き合うと、食事代だのガソリン代だの、メシ代だの宿代だので、それぞれは小額だけど支払い回数が超リボ払いになって

 3D環境整えるより、ずっと高くつくからね♪

 バーチャルな女の子は、リアルな女の子に比べるとコストパフォーマンス最高っすよ!

うわ~っ!3Dメガネ買い忘れたーっ! つーか金ねー!

 3Dに対応したディスプレイが必要という新事実と、予定外の出費のため、肝心の3Dメガネが買えなかった!
 しかし、「編集部で借りている3Dメガネあるっすよ!」と編集K。グッジョブ!君を今日からドラ○もんと呼んでやろう。ということで、まずはそのNVIDIA製の3Dメガネを拝借して、3Dを体験してみることにした。

NVIDIA「3D VISION」

●実売価格:1万9800円前後
●URL:http://www.nvidia.co.jp/object/3D_Vision_Overview_jp.html

NVIDIAの3Dメガネ「3D VISION」。液晶シャッター式のメガネと、同期を取る赤外線エミッターのセットとなる

 エミッターをUSB接続でPCに繋いで、ドライバーをインストールする。初期設定でうまくいかなかった場合のエラーメッセージが英語なのでちょっと敷居の高い部分があったり、いくら設定してもエラーメッセージが消えず、最新のドライバより1つ古いドライバにしたらすんなり動いたりとかがあったものの、無事設定が終わった。とはいえ、これらの問題点はスグにドライバの更新などで解消されるだろう。
 てことで、NVIDIA「3D VISION」にネイティブで対応している「バイオハザード5」をまずはプレイしてみる。といっても、3Dメガネを買うお金すら無い状態なので無料のベンチマークソフトのほうだけど……。

あれ、なにこれスゴイ! こいつ掴めるんじゃネ?

 想像以上に立体感がすごいじゃん!

 さすがGPUを作り出すNVIDIAの3Dメガネだけあって、飛び出し具合がぜんぜん違う!
 だが、目付きの悪い男どもが立体に見えてもあまりうれしくない! というわけでバイオ5をやめて「リアル彼女」で試してみると、

ぬぉーーーーっ!なんという犯罪的な胸! そしてパーフェクトな重力計算でスムーズに揺れる胸! 最近の3Dギャルゲーは凄いな~

 編集K(妻帯者)胸まっしぐら!

 これはすごいと盛り上がるバカ2人だが、この「3D VISION」は近日中にNVIDIAに返却しなければならない。ガッテム、それじゃ3D映像が見られなくなるじゃないか! とりあえず3Dメガネを外して裸眼で見てみたが、ただのブレブレの画像が映っているだけだ。高速でまばたきしたり、薄目で見てもダメ。

裸眼でみるとブレブレの映像にしか見えない……。次に彼女に会えるのはいつだっ! この事実に愕然とする編集Kと、ショックを隠せず頭だけ映ってる俺(笑)

 しかーし!3Dメガネの原理は分かっている。そう!そんなときは、お金を腕でカバーするのが俺様流!

(次ページへ続く)

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