先月掲載した「チープな自作3Dメガネ」を覚えているだろうか? アクティブシャッター式メガネが主流なこの時代に、あえて機械式のメガネを作るという挑戦的な企画だが、本当のところは、3Dメガネを買うお金がなかったので4000円で自作しただけだったりする。
実はこのメガネ、企画当初から本当に3Dで見えるとは思っていなかったわけだが、予想に反して、しっかり3D映像が楽しめるスグレモノだった。しかし、見た目があまりにチープなため「本当かよ?」と思った読者も多いだろう。そこで編集部では、この感動をぜひ体験してもらうべく、実機展示を行なうことにした。ASCII.jpは嘘つきじゃないってことを証明してやるぞっ!(←誰もそんなこと言ってないけど)
展示に協力してもらったのはツクモ DOS/Vパソコン館。同店の2階には、ゲーマー向けの周辺機器がズラリと揃うコーナーがある。「3Dを体感するにはゲームが最適!」ということで、ここであの3Dメガネを実際に体感できるよう準備した。なお、この体験コーナーは10月11日頃までを予定している。
さて、この3Dメガネの操作方法だが、実にシンプルだ。
Step1:マスク装着後後頭部のダイヤルでベルトを締めて固定。
Step2:脳天の赤いスイッチを後ろに倒して電源ON!
Step3:鼻のボリュームを時計回りに回して回転数を上げる
たったこれだけだ。立体視のコツはメガネの回転数を上げること。回転が低いと飛び出して見えないので忘れないでほしい。ただし、高回転(ボリュームを右に捻った)状態でいきなり電源を入れると大変危険なので注意。シャッターの回転部は剥き出しなので、ヘタをすると手などを怪我するおそれがあるからだ。電源を入れる時は、ボリュームツマミを左に捻った状態で行なってほしい。おじさんとの約束だぞ。
ちなみに、自作3DメガネだけでなくPC本体も要チェックだ。EVGA製のP55マザーにGeForce GTX 460の2枚差し(SLI構成)、しかも水冷仕様というゲーマー垂涎の豪華なパーツ構成となっている。怪しい3D体験だけでなく、ストレスなくゲームが動くこのマシンスペックもぜひ体感してもらいたい。