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国内デジタルコンテンツ市場、2014年には8兆円に成長

2010年08月10日 10時14分更新

記事提供:通販通信

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マーケティング&コンサルテーションの富士キメラ総研は8月6日、デジタルTVやPCなど各種メディアで活用される、映像・音楽配信サービス・ゲームのデジタルコンテンツの国内市場を調査し、その結果を報告書「デジタルコンテンツ/メディア市場調査総覧 2010」にまとめた。

 同報告書では、「デジタルTV」「ネットサービス」「モバイルサービス」「電子書籍」「パッケージソフト」「デジタルシネマ」「デジタルサイネージ」「テレマティクス」の8メディアにおける、デジタルコンテンツ市場を中心に調査・分析している。

 2009年の国内のデジタルコンテンツ市場は、各メディア市場とも拡大したが、規模の大きいデジタルTVとパッケージソフトの両メディア市場が縮小。前年比2.5%減の7兆6798億円となった。2010年もパッケージソフト市場の縮小が続き、同0.2%減の7兆6676億円と見込まれる。2014年は、同5.7%増の8兆1211億円となる予想。

 また、アナログコンテンツを含めた国内のコンテンツ市場全体は、2010年に12兆7236億円、2014年は12兆6711億円と予測。流通プラットフォームの多様化によりコンテンツの利用機会は増加するが、パッケージソフトや書籍など、物販を伴うアナログコンテンツから配信サービスのデジタルコンテンツへのシフトでコンテンツ単価が低下することから、市場はやや縮小する。

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